記事
スマホが引き起こす病気
公開. 投稿者:痛み/鎮痛薬.この記事は約1分25秒で読めます.
1,081 ビュー. カテゴリ:スマホ病
スマートフォンが引き起こす病気をときどきスマートニュースで見る。
そんな私もスマホ病。
眼精疲労はもちろん、ストレートネック、ドケルバン病、テキストサム損傷といった、今まで聞いたことのない病名も目にするようになりました。
脳腫瘍が増えるんじゃないかという話もありましたが、疑わしいようです。
ストレートネック
首の骨(頸椎)は本来ゆるやかに弯曲していますが、前かがみの姿勢を長時間続けていると頭の重さが首に負担を与え、緊張した首の筋肉に頸椎が引っ張られる。
このため、頸椎がまっすぐ=ストレートになってしまいます。
頸椎がまっすぐになると頭の重さがダイレクトに首にかかってきます。
すると、頸椎をサポートしている首まわりの筋肉に負担がかかり、緊張状態になる。
その緊張が肩にも伝わり血行が悪くなる。
ストレートネックが肩こりの原因になるのはそのためです。
治療法として首の関節の可動域を広げる「関節包内矯正」がありますが、エクササイズでも改善できます。
ドケルバン病
ドケルバン病と聞くと、たいそうな病名に聞こえますが、腱鞘炎のことです。
親指の使い過ぎによっておこる、親指の腱鞘炎。
「ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)」|日本整形外科学会 症状・病気をしらべる
パソコンの場合は、全体的に指を使いますが、スマホの場合は親指に偏ります。
テキストサム損傷
このテキストサム損傷という言葉の意味がよくわからない。
調べると、「スマホの使い過ぎによる小指の変形」が話題に出てくるが、サム(thumb)とは親指のことで、テキストサム損傷とは親指の腱鞘炎のことらしい。
となると、ドケルバン病と同じということになる。
もう一つ、親指の腱鞘炎として「ばね指」の可能性もある。
ドケルバン病は、親指の伸筋腱の腱鞘炎で、ばね指は、親指の屈筋腱の腱鞘炎とのこと。
テキストサム損傷は正式な病名ではなく、俗語とのこと。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
そんな薬剤師には、m3.com(エムスリードットコム)の、【PR】薬剤師のための「学べる医療クイズ」がおすすめ。