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ベネットの週1回製剤を毎日服用?
公開. 投稿者:骨粗鬆症.この記事は約1分16秒で読めます.
1,376 ビュー. カテゴリ:リセドロン酸と骨ページェット病
ベネット17.5mgの適応に「骨ページェット病」という疾患があります。
骨パジェット病ともいう。変形性骨炎ともいう。
特定疾患です。ベーチェット病と名前が似ているが、違う病気です。
骨は吸収と再生を繰り返していますが(リモデリング)、骨ページェット病はその両方に異常がおこる、原因不明の慢性疾患です。
骨が軟化したり腫れたり、痛みや変形などの症状がおこったりする。
ベネット2.5mgやベネット75mgには骨ページェット病の適応はありません。
骨ページェット病に対するベネット17.5mgの用法は、
通常、成人にはリセドロン酸ナトリウムとして17.5mgを1日1回、起床時に十分量(約180mL)の水とともに8週間連日経口投与する。
なお、服用後少なくとも30分は横にならず、水以外の飲食並びに他の薬剤の経口摂取も避けること。
8週間の連日投与です。
通常、骨粗鬆症に処方されるため、ベネット17.5mgのシートには、「週1回1錠のむ薬です」と印刷されている。
このシートを骨ページェット病の患者に渡してはいけません。
骨ページェット病患者には、骨ページェット病用のシートというのが、販売されています。
20錠包装と40錠包装は骨粗鬆症用のシートですが、56錠包装はページェット病用のシートとなってる。
40錠包装より大きい包装が無いか、発注システムを探していたら、56錠包装というのがあったので、発注しそうになったことがある。
処方せんにベネット錠17.5mg1日1回56日分とか書かれていたら、「処方間違いだな」と決めつけて疑義照会してしまいそうですが、51の処方せんだった場合、骨ページェット病の可能性もあるので注意。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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