更新日:2016年10月29日.全記事数:3,089件

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ベネットの週1回製剤を毎日服用?


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リセドロン酸と骨ページェット病

ベネット17.5mgの適応に「骨ページェット病」という疾患があります。

骨パジェット病ともいう。変形性骨炎ともいう。
特定疾患です。ベーチェット病と名前が似ているが、違う病気です。

骨は吸収と再生を繰り返していますが(リモデリング)、骨ページェット病はその両方に異常がおこる、原因不明の慢性疾患です。
骨が軟化したり腫れたり、痛みや変形などの症状がおこったりする。

ベネット2.5mgやベネット75mgには骨ページェット病の適応はありません。

骨ページェット病に対するベネット17.5mgの用法は、

通常、成人にはリセドロン酸ナトリウムとして17.5mgを1日1回、起床時に十分量(約180mL)の水とともに8週間連日経口投与する。
なお、服用後少なくとも30分は横にならず、水以外の飲食並びに他の薬剤の経口摂取も避けること。

8週間の連日投与です。

通常、骨粗鬆症に処方されるため、ベネット17.5mgのシートには、「週1回1錠のむ薬です」と印刷されている。
このシートを骨ページェット病の患者に渡してはいけません。

骨ページェット病患者には、骨ページェット病用のシートというのが、販売されています。
20錠包装と40錠包装は骨粗鬆症用のシートですが、56錠包装はページェット病用のシートとなってる。

40錠包装より大きい包装が無いか、発注システムを探していたら、56錠包装というのがあったので、発注しそうになったことがある。

処方せんにベネット錠17.5mg1日1回56日分とか書かれていたら、「処方間違いだな」と決めつけて疑義照会してしまいそうですが、51の処方せんだった場合、骨ページェット病の可能性もあるので注意。

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