更新日:2016年9月1日.全記事数:3,096件.今日の勉強

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

記事

向精神薬を海外旅行に持っていってはダメ?


スポンサードリンク

海外旅行に薬を持っていくとき

アモバン(ゾピクロン)とデパス(エチゾラム)が2016年10月から向精神薬に指定されるようだ。
ソピクロンについてはラセミ体であるアモバンだけが対象となっており、S体のルネスタは対象外とのこと。
リスミーも対象外。処方量から判断されたのだろうか?

おそらく、デパスやアモバンも他の同程度の睡眠薬と同じように30日の処方制限が設けられると思われる。
そうなると今後ルネスタやリスミーに処方が集まるのだろうか?

「麻薬及び向精神薬取締法施行規則の一部を改正する省令」の案には、携帯して輸出入できる数量として、ゾピクロンは300mg、エチゾラムは90mgと提示されている。
アモバン7.5mgが40錠、デパス0.5mgが180錠。
正直、この海外旅行に持って行ってはいけない薬の量というのを知らなかった。
日本の規制もあるが、相手国の規制もあるので注意が必要。

携帯輸出入にあたり証明書類の携帯が必要な向精神薬の量について/近畿厚生局

 一般名分量商品名・規格
第1種向精神薬ジペプロール9g
セコバルビタール6g
フェネチリン3g
フェンメトラジン2.25g
メクロカロン9g
メチルフェニデート2.16gコンサータ錠18mg/コンサータ錠27mg/コンサータ錠36mg/リタリン錠10mg/リタリン散1%
モダフィニル6gモディオダール錠100mg
第2種向精神薬アモバルビタール9gイソミタール原末
カチン1.5g
グルテチミド15g
シクロバルビタール6.75g
ブタルビタール4.5g
ブプレノルフィン80mgノルスパンテープ5mg/ノルスパンテープ10mg/ノルスパンテープ20mg/レペタン坐剤0.2mg/レペタン坐剤0.4mg
フルニトラゼパム60mgサイレース錠1mg/サイレース錠2mg/ロヒプノール錠1/ロヒプノール錠2
ペンタゾシン18gソセゴン錠25mg/ペンタジン錠25/ペルタゾン錠25
ペントバルビタール4.5gラボナ錠50mg
第3種向精神薬アミノレクス300mg
アルプラゾラム72mgコンスタン0.4mg錠/コンスタン0.8mg錠/ソラナックス0.4mg錠/ソラナックス0.8mg錠
アロバルビタール3g
アンフェプラモン2.25g
エスクロルビノール22.5g
エスタゾラム120mgユーロジン1mg錠/ユーロジン2mg錠/ユーロジン散1%
エチナメート30g
エチランフェタミン1.8g
オキサゼパム2.7g
オキサゾラム1.8gセレナール錠5/セレナール錠10/セレナール散10%
カマゼパム1.8g
クアゼパム900mgドラール錠15/ドラール錠20
クロキサゾラム360mgセパゾン錠1/セパゾン錠2/セパゾン散1%
クロチアゼパム900mgリーゼ錠5mg/リーゼ錠10mg/リーゼ顆粒10%
クロナゼパム180mgランドセン錠0.5mg/ランドセン錠1mg/ランドセン錠2mg/ランドセン細粒0.1%/ランドセン細粒0.5%/リボトリール錠0.5mg/ リボトリール錠1mg/ リボトリール錠2mg/ リボトリール細粒0.1%/ リボトリール細粒0.5%
クロバザム2.4gマイスタン錠5mg/マイスタン錠10mg/マイスタン細粒1%
クロラゼプ酸900mgメンドンカプセル7.5mg
クロルジアゼポキシド1.8g5mgコントール錠/10mgコントール錠/コントール散1%/コントール散10%/バランス散10%/バランス錠5mg/バランス錠10mg
ケタゾラム1.8g
ジアゼパム1.2g2mgセルシン錠/5mgセルシン錠/10mgセルシン錠/セルシン散1%/セルシンシロップ0.1%/ダイアップ坐剤4/ダイアップ坐剤6/ダイアップ坐剤10
セクブタバルビタール3.6g
ゾルピデム300mgマイスリー錠5mg/マイスリー錠10mg
テトラゼパム12g
テマゼパム900mg
デロラゼパム180mg
トリアゾラム15mgハルシオン0.125mg錠/ハルシオン0.25mg錠
ニトラゼパム450mgサイレース錠1mg/サイレース錠2mg
ニメタゼパム150mgエリミン錠3mg/エリミン錠5mg
ノルダゼパム450mg
ハラゼパム4.8g
バルビタール18g
ハロキサゾラム300mgソメリン細粒1%/ソメリン錠5mg/ソメリン錠10mg
ピナゼパム600mg
ビニルビタール4.5g
ピプラドロール180mg
ピロバレロン2.4g
フェノバルビタール6gフェノバール原末/ フェノバール散10%/ フェノバール錠30mg/ フェノバールエリキシル0.4%/ワコビタール坐剤15/ ワコビタール坐剤30/ ワコビタール坐剤50/ ワコビタール坐剤100
フェンカンファミン1.8g
フェンジメトラジン3.15g
フェンテルミン1.125g
フェンプロポレクス360mg
ブトバルビタール6g
プラゼパム600mgレスタス錠2mg
フルジアゼパム22.5mgエリスパン錠0.25mg/エリスパン細粒0.1%
フルラゼパム900mgダルメートカプセル15
ブロチゾラム15mgレンドルミンD錠0.25mg/レンドルミン錠0.25mg
プロピルヘキセドリン2.25g
ブロマゼパム450mgセニラン坐剤3mg/セニラン錠1mg/セニラン錠2mg/セニラン錠3mg/セニラン錠5mg/セニラン細粒1%/レキソタン錠1/ レキソタン錠2/ レキソタン錠5/ レキソタン細粒1%
ペモリン6gベタナミン錠10mg/ベタナミン錠25mg/ベタナミン錠50mg
ベンツフェタミン1.5g
マジンドール90mgサノレックス錠0.5mg
ミダゾラム450mg
メソカルブ900mg
メダゼパム900mgレスミット錠2/レスミット錠5
メチプリロン12g
メチルフェノバルビタール12g
メフェノレクス1.41g
メプロバメート18g
レフェタミン3g
ロフラゼプ酸エチル60mgメイラックス細粒1%/メイラックス錠1mg/メイラックス錠2mg
ロプラゾラム60mg
ロラゼパム90mgワイパックス錠0.5/ワイパックス錠1.0
ロルメタゼパム60mgエバミール錠1.0/ロラメット錠1.0

かなり緩めの分量設定になっているので、これ以上の分量の薬を旅行で持っていくことはほぼ無いだろう。

「携帯する向精神薬(注射剤を除く)の量が下表に示す量を超える場合には、処方せんの写し又は医師の証明書等の証明書類を出入国の際に携帯することが必要です。」
とのことなので、処方せんのコピーさえ持っていれば、長期の海外旅行などに持参することは可能。
とは言っても、トリアゾラムで15mg以上ということは、ハルシオン0.25mg60錠ということなので、それ以上海外旅行に持参しようとするということは、それ以上の処方日数が書かれた処方せんのコピーが必要ということになる。無理。

スポンサードリンク

コメントを書く

カテゴリ

プロフィール

IMG_0670
名前:yakuzaic
職業:管理薬剤師
出身大学:ケツメイシと同じ
勤務地:さくらんぼ県
好きな言葉:「三流の自覚持って社会人失格の自覚持ってプロの仕事しましょう」
follow us in feedly

リンク

お気に入りリンク集
お気に入り書籍
添付文書を調べる(PMDA)

人気の記事

最新の記事

ランダム記事

検索

にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ

スポンサードリンク