更新日:2016年12月21日.全記事数:3,079件

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透析による頭痛の原因は不均衡症候群?


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透析と不均衡症候群

透析中の副作用に不均衡症候群というものがある。

透析をすると、機械によって血液をろ過しますが、頭部の血液はなかなか濾過できない。
それは、頭には血液脳関門という、体内に入ってきた薬や毒などを、簡単に脳内に入り込ませないようにする仕組みがあるからです。
また、細胞内と細胞外では細胞外液のほうが初めにきれいになる。

透析のように短い時間で血液の毒素を抜くと、体幹部分の毒素が抜けても、脳内の老廃物・クレアチニン・尿素窒素・尿酸などは、抜けるのが遅いため、浸透圧により、脳の方に水が移動して脳に水が貯まった状態となる。
この脳細胞組織と血液の間で、尿毒素や電解質のアンバランス(不均衡)が起こることを、不均衡症候群という。

移動した水分で脳が腫れてしまい、脳膜が刺激されて、頭痛になります。
この脳のむくみによる頭痛は、通常24時間以内に痛みはなくなるそうです。

体が透析にまだ慣れていない、透析導入期によくみられます。
不均衡症候群の予防として、透析時間を2~3時間など短くする方法などがとられます。

脳に毒素を簡単に侵入させないようにする血液脳関門は、脳の尿毒素も簡単には排出させてくれない。

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