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指の変形は関節リウマチ?
公開. 更新. 投稿者:関節リウマチ/変形性関節症. タグ:関節リウマチ. 閲覧数:611回
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ヘパーデン結節と関節リウマチの違いは?
手の指の関節が変形して痛み出したら、「関節リウマチ?」と思いますが、そうとは限らないようです。
指の変形性関節症である可能性もある。
手指の関節が変形してきました。私は関節リウマチでしょうか?
手指の関節の変形をきたす病気にもいろいろありますが、関節リウマチはその原因として頻度の多いものであることは間違いありません。しかしながら、それよりはるかに多い病気として、変形性関節症というものがあります。これは加齢と共に軟骨の変性がおこり、関節の痛みや変形をきたす病気です。両者の区別は時として困難なこともありますが、一般的には症状の出やすい部位が違います。変形性関節症の場合には手指の第一関節が侵されやすいのに対して、関節リウマチでは第一関節は侵されにくく、第二関節が侵されやすいとされています。しかし両者が合併することもありますので、絶対的なものではありません。また、両者以外にも膠原病、痛風をはじめとした病気でも変形をきたすことがありえます。リウマチ情報センター Q&A
手指の第一関節が変形しているのは、関節リウマチではなく、ヘパーデン結節という変形性関節症である可能性が高いようです。
関節リウマチでは第一関節(DIP関節=distal interphalangeal joint=遠位指節間関節)は侵されにくく、第二関節(PIP関節=proximal interphalangeal joint=近位指節間関節)が侵されやすいという。
手指の第一関節の変形性関節症のことを、ヘバーデン結節という。
第二関節の変形性関節症のことを、ブシャール結節という。
第一関節の変形だけであれば、ヘパーデン結節の可能性が高い。
しかし、関節リウマチでは無いとは言い切れない。経過をみる必要があるので、医師もハッキリとは言えない。
第二関節の変形であれば、関節リウマチかも知れない。
しかし、ブシャール結節かも知れない。
手指の症状だけは関節リウマチと似ているので、その苦痛も似ているも知れない。
しかし、全身の関節に症状が広がることは無いので、関節リウマチよりはマシな病気なのだろう。
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