更新日:2017年1月2日.全記事数:3,117件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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ビタミンCでシミが消える?


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ビタミンとシミ

ビタミンCとビタミンEは、両者が持つ還元作用から肝斑の治療で併用されることが多い。
色素沈着の原因であるメラニンは、メラノサイトのチロシンというアミノ酸が酸化されて、ドーパキノンという中間物質を経て生成されるが、ビタミンCとビタミンEは、このドーパキノンを還元してメラニンの生成を抑制する。
ビタミンEはビタミンC より反応性が高いため、先に酸化されてしまうが、ビタミンCと併用すると酸化されたビタミンEが還元され、再度利用できるという効果がある

ビタミンCと酸化防止

ビタミンCは自身が酸化されやすく、他の成分より先に酸化されます。
ビタミンCが犠牲となって、他の成分を酸化から守っているということ。
そのためビタミンCは、酸化防止剤として、様々な飲食物に含まれています。

ビタミンCとコラーゲン

ビタミンCはコラーゲンの生成と維持に不可欠である。
コラーゲンは皮膚にたくさん含まれています。

素肌の美を大切に考える女性は多いと思いますから、コラーゲンが充分に生成されることはとても重要です。
ビタミンCはコラーゲンのもととなるアミノ酸、プロリンとリジンの水酸化に必要とされます。

コラーゲンの生成にプロリンとリジンの水酸化が不可欠なのです。
そのためビタミンCを十分に摂取すると皮膚の再生もとてもスムーズになりますので、きめ細やかな美しい素肌を維持することができます。

ビタミンCとしみ・そばかす

さらに、しみ(肝斑)やそばかす(雀卵斑)の予防や改善にもビタミンCは力を発揮します。
皮膚は表皮と真皮で構成され、表皮はさらに角質層、顆粒層、有棘層、基底層に分かれます。

この表皮の一番下層に当たる基底層にメラノサイトと呼ばれる色素細胞が点在しており、紫外線の多い直射日光に皮膚がさらされるとメラトニンでメラニンという色素がつくられます。

メラニンには濃色の酸化型と無色の還元型があり、しみは濃色の酸化型のメラニン色素が皮膚に沈着したものです。
ビタミンCにはこのメラニンの生成を抑える働きがあります。

またビタミンCの還元作用(抗酸化作用)により、すでに沈着してしまった濃色のメラニンも還元し、次第に色が薄まっていきます。
しみは紫外線だけでなく、化粧かぶれやニキビ、肝臓疾患、ストレス、妊娠、ホルモンバランスの乱れなどでも発生しますが、ビタミンCはそうした原因の違いを問わずしみを改善することもわかっています。

一方、そばかすも日光を直接受ける皮膚に発生する色素斑ですが、顔だけでなく背中、肩、腕、手の甲などにも見られます。
原因は、メラニン色素を形成する細胞の先天的な異常と考えられています。
つまりそばかすは遺伝的なもので、体調や生活習慣によって目立ったり目立たなかったりしますが、やはり紫外線の刺激でより目立つようになります。

しみを防ぎ、そばかすを目立たないようにするためには、できるだけ直射日光を避け、ストレスをためないこと、そしてスキンケアを心がけてビタミンCを十分に摂取することです。
特に目立つ場合は、治療という目的で1日2000mgまでのビタミンCの摂取が推奨されています。

ビタミンCとアンチエイジング

人間の皮膚は歳をとるとコラーゲンの量が減り、質的にも不溶性の硬いものに変わっていくため、弾力性がなくなり、シワやたるみが出来て乾燥肌になっていきます。
紫外線はこのコラーゲンの老化をより促進します。
また皮膚だけでなく、骨、軟骨、血管、歯などにもコラーゲンが多く存在し、体のタンパク質の3分の1はコラーゲンが占めています。

加齢に伴い、血中のビタミンC濃度が減少していくというデータもあります。
これは、食事量の減少により、ビタミンC摂取量の減少、腸管からの吸収、保持能の低下、需要の増大などによるものです。
ビタミンCが不足して正常なコラーゲンが生成されなくなると、皮膚だけでなく体全体の老化にもつながります。

そのひとつとして、骨粗鬆症の問題もあります。
ビタミンCをしっかり摂取することは、まさにアンチエンジングの基本といえます。

ケシミンクリームでシミは消えるか?

シミに使う薬といえば、トラネキサム酸。
OTCだとトランシーノがありますが、飲み薬だと抵抗がある、というお客さんには塗り薬を勧める。

トランシーノブランドから、トラネキサム酸のクリームやら乳液やら色々出ているようで、商売上手。
でもバカ高い。

トラネキサム酸のシミに対する効果だけと比較すると、ケシミンクリームで良いんじゃないかと思ったりして。

ケシミンクリームの成分は、
L-アスコルビン酸 2-グルコシド、グリチルレチン酸ステアリル、トコフェロール酢酸エステル。

要するに、ビタミンCとビタミンEとグリチルリチン酸。

効くのかなあ。
正直、男としてはシミとかシワとか関心が薄い。

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