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ルコナック爪外用液とルリコン液の違いは?
公開. 更新. 投稿者:水虫/カンジダ. 閲覧数:102回
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ルコナック爪外用液
クレナフィン爪外用液に対抗して、佐藤製薬がルコナック爪外用液という製品を出してきました。
とはいっても、成分はルリコナゾールでルリコンと同じです。
ルリコン液とルコナック爪外用液の違いは何か?
まず値段、薬価。
まだルコナックの薬価がわかりませんが、ルリコン液の薬価が2016年1月現在54.90円/mLなのに対し、恐らくルコナックと同程度の薬価になるであろうクレナフィン爪外用液の薬価は1,657.50 円/gと桁違いの薬価です。
製品自体は、ルリコン液がルリコナゾール1%で、ルコナック爪外用液が5%なので、5倍の濃度に濃縮しただけじゃねーのかと思いますが、薬価の開きはそれ以上になりそう。
そういえばクレナフィン爪外用液は1本3.56g(4mL)という中途半端な用量で薬価上の単位もgで入力ミスしそうな単位でしたが、ルコナックはどうかとみてみたら、1本3.5g(4mL)とこちらも同じような感じ。
次に、適応症。
ルリコン液の適応症は、
下記の皮膚真菌症の治療
白癬:足白癬、体部白癬、股部白癬
カンジダ症:指間びらん症、間擦疹
癜風
なのに対し、ルコナック爪外用液は「爪白癬」のみ。
今までは爪白癬でもルリコン液使っていましたが、保険請求上、ルリコン液を爪白癬に使うことはますます厳しくなるという状況にはなる。
クレナフィンは結構液だれするから、ルコナックのデバイスの使用感が見てみたいところではある。製剤見本を取り寄せよう。
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