更新日:2016年1月23日.全記事数:3,089件

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プロスタンディン軟膏で出血しやすくなる?


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プロスタンディン軟膏と出血

プロスタンディン軟膏は血流を改善し、新しい肉芽や表皮ができるのを助け、血管の新生を促進させます。
薬理作用として、皮膚血流増加作用、血管新生促進作用、表皮形成促進作用、創傷治ゆ促進作用、熱傷治ゆ促進作用、皮膚欠損創治ゆ促進作用などが挙げられている。

その血流改善作用から、出血を助長する副作用もみられる。

禁忌には、「出血(頭蓋内出血、出血性眼疾患、消化管出血、喀血等)している患者〔出血を助長するおそれがある。〕」
使用上の注意に「褥瘡、皮膚潰瘍の創部では出血傾向が認められることがあるので、本剤を使用して出血傾向が増強した場合は、本剤の使用を中止すること。」
という記載がみられる。

プロスタンディン軟膏は、熱傷や褥瘡に使われますが、患部は出血しやすい状態、あるいは血がにじんだ状態である場合もあります。
軽量の出血がみられたとしても、プロスタンディン軟膏による創傷治癒促進作用が上回れば、傷が治っていく過程なので問題ない。

また、使用上の注意に「潰瘍の改善に伴って形成される新生肉芽は、軽微な刺激により新生血管が損傷し、出血症状を招くことがあるので、ガーゼの交換等の処置は十分注意して行うこと。」とあり、ガーゼ交換、ドレッシング剤を剥がすときなどは出血しそう。

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