更新日:2016年9月15日.全記事数:3,104件.

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茶カテキンでやせるか?


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お茶でやせる?

「ヘルシア緑茶」は、2003年に許可された当初、摂取を継続することで内臓脂肪などの体脂肪が減るという臨床試験の結果を受けて、「体に脂肪が付きにくい」という表示が認められていた。

08年春からは「脂肪を消費しやすくする」と変わっている。

呼気を分析して、体内に取り込む酸素と排出する二酸化炭素の比(呼吸商)を調べたところ、茶カテキンの摂取により、脂肪がエネルギーをして消費される量が増えることが分かったのである。

脂肪の燃焼には、β酸化関連酵素という酵素群が関係している。

茶カテキンは、肝細胞中のβ酸化関連酵素を活性化することにより、代謝を高めると考えられている。

茶カテキンのリパーゼ阻害作用

主な茶カテキンには、エピカテキン、エピガロカテキンに加えて、それぞれにガレート基が付いたエピカテキンガレート、エピガロカテキンガレートの4種類がある。
ガレート型カテキンには、脂質消化酵素であるリパーゼの阻害作用があるとされる。
そのため脂質が小腸から吸収されにくくなる。

特茶とヘルシアの違いは?

伊右衛門のトクホバージョン、「特茶」。

ヘルシアと同じ高濃度茶カテキン、かと思いきや、「ケルセチン配糖体」という成分らしい。

●ケルセチンとは
ケルセチンは野菜や果物に含まれるフラボノイドの1つで特にタマネギに多く含まれることが知られています。疫学研究の結果より、野菜の摂取量と冠動脈疾患による死亡率との間に負の相関があることが明らかにされており、野菜に含まれるケルセチンなどのポリフェノールの摂取がこの予防の要因となっていることが示唆されています。ケルセチンは強い抗酸化活性をもちますが、脂溶性が高く、体内への吸収性はあまり高くないことが知られています。

●ケルセチン配糖体とは
一般的にはケルセチンに糖が結合したものを言いますが、本研究においてはケルセチンの水溶性を高める目的で酵素反応により、ケルセチンにグルコースを1~8個結合させた配糖体の混合物を指します。ケルセチンに比べ水溶性は顕著に向上しています。野菜や果物に含まれるポリフェノールである“ケルセチン”の配糖体に体内吸収性の向上と血中抗酸化力増強作用を確認

自分も毎日昼食時にはペットボトル飲料を飲んでいるので、なるべく体にいいものを、とは思います。

どの程度効果があるものか。

参考書籍:日経DI2012.2

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