更新日:2016年12月21日.全記事数:3,169件.

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肝硬変に小柴胡湯は禁忌?


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肝硬変と小柴胡湯

小柴胡湯は血小板数10万/μL以下で肝硬変が疑われる患者には禁忌である。

肝硬変と血小板

肝炎の慢性的な経過に伴って肝臓の線維化が進むと、肝臓の血流が低下し、肝臓に流入する血管である門脈の圧が上昇する(門脈圧亢進症)。

その結果、肝臓の上流にある脾臓の肥大や機能亢進が起こり、血小板が減少する。

こうしたことから、血小板数は肝臓の線維化を反映する指標として用いられている。

肝臓の線維化が進むほど肝がんの発症率は高くなるとされ、慢性肝炎の管理においては血小板数を把握することが非常に重要である。

参考書籍:日経DI2012.1

小柴胡湯は三禁湯?

小柴胡湯は別名「三禁湯」と呼ばれます。

これは、汗を出す治療、吐かせる治療、また下剤を使う治療をしなければならない病気のときには使ってはならない処方という意味です。

吐剤でも下剤でも発汗剤でもない、性質の穏やかな処方であるといえます。

小柴胡湯

体力中等度の人に適している。

上腹部が張って苦しく(胸脇苦満)なるような状態。

風邪が長引き慢性疾患などで病気が内部に入り、胃腸障害、食欲不振、口が苦い、嘔気、めまい、微熱が出て、舌苔を生じる人に用いる。

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