更新日:2017年1月1日.全記事数:3,191件.

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女性は痔になりやすい?


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女性と痔

痔は生活習慣病で、日常生活の影響が反映される病気です。

予防としては、肛門部への過度の負担とストレスに注意するとともに、長時間の座位は避けて、軽い運動を心がけ、刺激性のある食べ物は避けるように注意します。

女性は男性に比べ、女性ホルモンの関係から便秘しやすいことが痔の大きな原因の一つとされています。

女性に切れ痔が多いのも、便秘が多いからと考えられています。

特に妊婦の場合は、大きくなった子宮が直腸を圧迫し、肛門近辺の血行が悪くなったりするため、肛門に大きなダメージを与え、内痔核や外痔核などの、いわゆるいぼ痔の大きな原因となります。

女性は便秘になりやすい?

便秘に悩む女性は多い。

女性は男性に比べて、腹筋が弱いので便秘になりやすい、ということはよく言われます。

それだけでなく、女性ホルモンも影響しているのです。
女性ホルモンのひとつ、黄体ホルモン(プロゲステロン)が、大腸の働きを抑制することが便秘の原因の一つといわれている。
プロゲステロンには大腸平滑筋を弛緩させ、腸管運動を抑制する作用があるために便秘が生じやすくなります。

妊婦は便秘になりやすい?

妊娠することによって黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌は亢進します。その結果、黄体ホルモンによる腸管の平滑筋弛緩作用、蠕動運動抑制作用によって腸管の運動は不良になり、便秘になりやすくなります。

便秘とは?

便秘とは、結腸内に便が滞留し、3〜4日以上排便がない状態をいう。

ただし、患者の主訴は様々であり、毎日排便があっても、便が硬かったり、排便時に不快感や腹痛、排便後の残便感などを伴う場合も、便秘と呼ぶ。

便秘の原因は、性別や年代によって異なる。

女性と便秘

女性には、ダイエットや偏食が原因の便秘が比較的多い。

これは、食事量が減ると腸への刺激が弱くなり、内容物が腸にたまりがちになるためだ。

特に食物繊維の摂取量が減ると、便の量が少なくなる。

また、排便時に必要な腹筋が弱い人も便秘になりやすい。

このほか月経に伴う便秘に悩む人も少なくない。

男性と便秘

男性の場合は、精神的ストレスから腸管が過緊張になり、スムーズに排便できないというケースが多い。

小児と便秘

小児では、朝食をしっかり食べないことで腸の反射が低下し、腸の蠕動運動が始まらず便秘になることが多い。

このほか、学校で排便することへの恥ずかしさのため便意を我慢してしまい、慢性的に便意を感じなくなることがある。

高齢者と便秘

高齢者には、加齢による消化管機能の低下が見られる。

排便回数は少ないほうが安全?

便秘というのは困りますが、哺乳類にとって排便というのはリスクを伴う行為です。

高体温で多量の食物を必要とする哺乳類は、便臭も強く食肉獣の犠牲になる危険性が大でした。

残渣を減らして約1日分を貯留できる大腸の発達により弱点を克服したのです。

参考書籍:調剤と情報2012.8、日経DI2012.4

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