2019年3月22日更新.3,398記事.5,982,483文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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尿素で保湿できるのか?

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尿素で保湿

ウレパール、パスタロン、アセチロールなど、尿素の外用薬は皮膚科からもよく処方される。
尿素は天然保湿因子という皮膚の保湿成分です。
真皮の水分を保湿しているのがヒアルロン酸やコラーゲンで、表皮の角質層の潤いを保っているのが天然保湿因子やセラミドです。

尿素は水分子と結合するので、保湿作用があるという風にも言われますが、逆に皮膚から水分を奪い取ることもあり得る。
「保湿」という目的で尿素配合クリームを使うのは大した効果は期待できないような気がする。
「角質溶解作用」の目的で使われていることのほうが多い。
皮膚の浸透力を高めて、併用薬の効果を増すような働き。

日に日に寒くなるこの季節。たまにはゆっくりお風呂に浸かるのもいいものだが、風呂あがりに温まった体が乾いてくると、無性に体がかゆくなることがある。これがいわゆる“乾燥肌”かと思って保湿クリームを物色してみたものの、うーん、肌ケア製品って、いろんな種類があるんですねぇ。

何が違うのかと成分を見比べていたら、目についたのが「尿素」。…ん? おしっこには美肌効果でもあるのか? 気になったので、“MUHI”で知られる老舗外用薬メーカー、池田模範堂の研究所所長・小川和男さんに聞いてみた。

「尿素は尿だけではなく、肌の角質層にも含まれる天然保湿成分。皮膚用外用薬や肌クリームなどにも広く使われますが、実は若い人の肌、とくに風呂あがりのかゆみをケアするには向かない成分なんです」

小川さんによると、冒頭で紹介したようなかゆみは、冬の寒さや乾燥で表皮の外側にある角質層の水分が失われ、皮脂の分泌が少なくなることによって起こるもの。ということは、やはり肌を保湿する必要があるはずだが、なぜ保湿成分である尿素じゃだめなんだろう?「尿素のおもな効果として、保湿以上に“角質溶解作用”があるんです。これは、ガサガサになった角質層を溶かして削りとるような作用なので、角質が分厚く堆積した高齢者の肌や、角化症と呼ばれる皮膚病には効果的。ですが、若い人の乾燥肌の場合は、ただでさえ不足している角質をさらに削ぎとるので逆効果になってしまうんです」若者の肌には効果なし! 謎の成分「尿素」の作用 web R25

傷ついた肌に尿素を塗るとヒリヒリします。

小児科だとヒルドイドとかワセリンみたいなのしか使わない。

高齢者には向いている。

尿素の働き

天然保湿因子の一つで水分保持作用のほか、蛋白変性作用、角質溶解作用もあり、皮膚を滑らかにして弾力性を増やす働きがある。

同様の働きをもつものには、アミノ酸、乳酸、クエン酸塩などがある。

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血中濃度測定時に2時間値も採血すべき薬は?

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薬剤師

経口投与されている薬物の血中濃度を測定する際に、有効性を確認する目的でピーク値付近(2時間値)も採血した方が良いとされている薬剤はどれか。
A. シクロスポリン(商品名:ネオーラル)
B. タクロリムス(商品名:プログラフ)
C. メトトレキサート(商品名:リウマトレックス)
D. フェノバルビタール(商品名:フェノバール)
E. ジゴキシン(商品名:ジゴシン)
F. アミオダロン(商品名:アンカロン)

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