更新日:2015年10月22日.全記事数:3,124件.

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次硝酸ビスマスを連用しちゃダメ?


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次硝酸ビスマス

次硝酸ビスマスという下痢止めがある。

処方を見たことはない。
下痢止めといえば、ロペミン。次いでアドソルビン、タンナルビンなど。
次硝酸ビスマスの処方を見たことは無い。

この次硝酸ビスマスの「重要な基本的注意」に以下のように書かれている。

精神神経系障害があらわれるおそれがあるので長期連続投与を避け、やむをえない場合には、原則として1ヵ月に20日程度(1週間に5日以内)の投与にとどめること。

また「重大な副作用」には以下のように書かれている。

ビスマス塩類(次硝酸ビスマス、次没食子酸ビスマス)1日3~20gの連続経口投与(1ヵ月~数年間)により、間代性痙れん、昏迷、錯乱、運動障害等の精神神経系障害(初期症状:不安、不快感、記憶力減退、頭痛、無力感、注意力低下、振せん等)があらわれたとの報告がある。これらの報告によれば、症状は投与中止後数週間~数ヵ月で回復している。

ビスマスで神経系の副作用を生じる可能性があるようだ。
ビスマスって馴染みの無い金属だけど、画像検索するとビスマス鉱石がたくさん出てきて、カッコイイ。

市販薬でもビスマス塩類(次硝酸ビスマス、次没食子酸ビスマス)を含む下痢止めは売っていますが、1日量で1gも無いので、OTCの下痢止めで精神神経系障害を引き起こす可能性は低いだろう。

1か月に20日くらいの使用ならOKとのこと。連用には気をつけましょう。

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