2018年10月21日更新.3,350記事.5,705,221文字.

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心臓が大きくなるとなぜ悪い?

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心肥大

健康診断の心電図検査で、左室肥大と指摘された。
要検査とはなっていないので、特に検査を受ける必要は無いかと思いますが、気になる。

心電図の波形とかよくわからないので、心電図検査で心肥大までわかるんだなあ、と感心する。

心肥大では左室の心筋が分厚くなるため、心臓自体が硬くなります。そのため(1)収縮するにも余分な力がいるだけでなく、(2)動脈硬化がなくても相対的な血流不足に陥ります。また心筋が硬いため(3)弛緩するときにもスムーズにもとに戻りにくくなります。

このため心肥大(左室肥大)では、(1)R波の増高、(2)ST降下、(3)T波異常が組み合わさって認められます。左室肥大の程度が強くなればなるほど、これら3つの所見は著明に表れます。4.心肥大(左室肥大)の心電図変化|誰でも分かる「心電図の簡単な読み方」|心臓・血管の話 – 町医者の家庭の医学

この心肥大が起こる原因は、肥大型心筋症など特別なものもありますが、とにかく心臓に負担がかかる状態が繰り返されると起こる。

心臓の中で全身に血液を送り出す部分が左心室。
全身に血液を送り出す力がより必要となる、と左心室のパワーがより必要となる。
そのため、左心室の壁の筋肉が発達し、厚くなり、肥大化する。

スポーツ選手でも、より多く全身へ血流を送るために、左心室が肥大化することが多い。

こう考えると、心臓がパワーアップしているようで、悪い事でも無さそうな気がする。

スポーツ選手においては、その強度の運動に耐えるための適応とみなされ、取り立てて治療は必要ないとされる。

つまりその心肥大そのものというよりも、心肥大が起こった原因が何かということが重要で、大体は高血圧によるものとみられる。

心臓にある4つの部屋の一つ、左心室が収縮して血液は動脈に押し出され、全身を巡ります。
ところが年齢とともに動脈硬化が進むと動脈の弾力性が乏しくなり、動脈の内腔も狭くなって、血液の流れが若い頃より大きな抵抗を受けます。
その分、左心室は強い力で血液を押し出さねばなりません。
左心室は強い力を出す必要が起きると、その壁を構成する心筋の細胞が太くなり、壁が分厚くなります。この状態が左室肥大です。
血液を押し出す力がすなわち血圧ですから、大抵は血圧も上がります。

恐らく基礎疾患として、高血圧や動脈硬化、脂質異常症が潜んでいる可能性は高い。
病院行こうかな。

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