更新日:2017年1月25日.全記事数:3,191件.

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血管浮腫は蕁麻疹?


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血管浮腫とは?

薬の副作用で、「血管浮腫」という用語をよく見かける。
血管浮腫とは何か?

蕁麻疹(じんましん)は、急性皮膚病の一つ。元来は全てアレルギーが関与していると考えられていたが、必ずしもそうではないものも含まれる。蕁麻疹の一種に血管浮腫(クインケ浮腫ともいう)と呼ばれる病態がある。また、アナフィラキシーショックの一症状として蕁麻疹が出現することがある。蕁麻疹 – Wikipedia

血管浮腫は蕁麻疹の一種。

そもそも蕁麻疹という症候群の定義がよくわかっていない。
一過性のものかと思いきや、慢性蕁麻疹なんてものもあるし。
皮膚病って言葉だけではイメージしづらい。画像を検索したほうがわかりやすい。ミミズ腫れ状態のものが蕁麻疹。

ふつうの蕁麻疹は皮膚の表層で起こるが、血管浮腫はもっと深いところで起こる。
死因はおもに喉頭浮腫による窒息死。
アナフィラキシーショックの症状ともとらえられる。

薬によって引き起こされる血管浮腫は、薬疹の一種ということになる、か。
しかし、血管浮腫で呼吸困難に陥って死亡すれば、アナフィラキシーショックという見方になるだろう。

また薬疹のパターンは13種ほど知られており、移行があるとはいえ個々の薬剤で起こしやすいパターンは決まっている。13種とは中毒性表皮壊死症 (TEN)、スティーブンス・ジョンソン症候群(粘膜・皮膚・眼症候群)、多形紅斑、紅斑丘疹、蕁麻疹、皮膚炎、紅皮症、扁平苔癬、紫斑、光線過敏、全身性エリテマトーデス、固定薬疹、天疱瘡の13種である。薬物によって出やすい型というものもある。頻度としては紅斑丘疹型が50パーセントと最も多く、ついで多形紅斑型、固定疹型となっている。また、典型的には薬疹は薬剤投与開始1-2週間後に全身性、対称性の紅斑として認められる場合が多い。薬疹 – Wikipedia

薬疹の出方は様々ですが、それぞれの違いを説明しろと言われましても意味わからんからできまっせん。
薬剤師的には、スティーブンス・ジョンソン症候群や全身性エリテマトーデス=薬の副作用と捉えがちですが、必ずしもそうではないので、個々の病名として捉える必要があるのだろう。
しかし、現実には副作用として起こる場合が多いので、そういうものとして勉強したほうが理解はしやすい。

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