2019年2月19日更新.3,370記事.5,917,338文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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モーラスパップの1日1回製剤?

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モーラスパップXR

モーラスのラインナップにモーラスパップXRという新剤形が加わりました。察しのとおり持続性製剤。
XRといえばランタスXR。eXtended Releaseの略で「徐放性」の意味。
モーラスパップは1日2回という使用方法ですが、モーラスパップXRは1日1回製剤です。

モーラスパップが10cm×14cmで30mg、14cm×20cmで60mg。
ちなみにモーラステープは7cm×10cmで20mg、10cm×14cmで40mgなので、モーラスパップと同じ面積で計算すると、それぞれ40mgと80mgになる。
そしてモーラスパップXRは10cm×14cmで120mgと、狭い面積に高濃度で、持続的に薬物を放出するシステムを採用し、パップ剤でありながら持続性のある製剤ということらしい。

そもそもパップ剤というのはテープ剤よりもはがれやすい。
はがれやすいがゆえに、かぶれにくい。

はがれやすい貼付剤に、いくら持続性を施しても、患者的には「粘着力が落ちたら剥がす」という行動に出るのではないか。
もしも、モーラスパップXRがパップ剤でありながらはがれにくいという製剤であるとしたら、モーラステープと製剤的にほぼ変わらない気がする。
ということは、モーラスパップXRはモーラステープの上位品ということになり、整形外科の処方はモーラステープからモーラスパップXRへの切り替えが今後進められていくということかも知れない。

そもそもモーラステープですら一日中貼っているという人は少ないだろう。
剥がれにくいとは言っても、日中動けばはがれてくる。

現在でも、モーラステープの過量投与、過量使用、が認められるのに、高濃度にしたらまた健康被害とか出るんじゃないか。
同一名称の新剤形は、調剤ミス、処方ミスも引き起こす。
恐らくモーラスパップXRを処方するつもりが、モーラスパップで処方してしまったという事例も出てくるだろう。

モーラスパップXRは何枚まで処方可能か?

外用薬の処方制限はわかりづらいですが、新薬の場合14日分までという処方制限があります。

1日4枚で計算した場合、14日分は56枚となる。
70枚処方したら査定されるのだろうか?
ご存知の方がいたらお教え下さい。

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「空腹時服用」でない薬は?

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薬剤師

食後に投与すると吸収が増加して副作用が出やすくなったり、吸収が低下して効果が出にくくなる医薬品がある。下記に食後に投与しない「空腹時(食間)服用」医薬品を挙げたが、1つだけ異なるものがある。それはどれか。
A. パゾパニブ(ヴォトリエント):チロシンキナーゼ阻害剤
B. エルロチニブ(タルセバ):チロシンキナーゼ阻害剤
C. クアゼパム(ドラール):睡眠障害改善剤
D. リセドロン酸(ベネット・アクトネル):ビスフォスフォネート製剤
E. イコサペント酸エチル(エパデール):EPA製剤

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