更新日:2015年10月22日.全記事数:3,091件

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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粉砕してはいけない顆粒?


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粉砕してはいけない粉薬?

粉砕してはいけない粉薬がある。

粉薬は粉になっているんだから、粉砕もなにもする必要無いじゃないか、と思う。
しかし、細粒よりも大きめの顆粒の場合、乳棒ですりつぶしてしまう可能性もある。

ただ単に飲みやすくする目的で顆粒にしてあるのであれば、乳棒ですりつぶしてしまってもよかろう。

医薬品名添付文書の記載
セパミット-R細粒2%本剤をかみ砕いて服用しないこと。
セパミット細粒1%本剤をかみ砕いて服用しないこと。
セレニカR顆粒40%本剤は徐放性製剤であり、製剤をかみ砕くことにより溶出が加速されることがあるので、薬剤をかみ砕かないで服用させること。
チアトン顆粒2%顆粒は調剤時粉砕を避けること.
フトラフール腸溶顆粒50%本剤は腸溶剤であり、かんだり、砕いたりせずに服用するように注意すること。
ベリチーム配合顆粒1. 調剤時:腸溶性皮膜を破損しないように注意すること。2. 服用時:本剤は腸溶性皮膜を施した顆粒が配合されているので,砕いたりかんだりしないこと。また,本剤は直ちに飲み下し,口内に残らないように注意すること。[舌や口腔粘膜を刺激することがある。]
ペンタサ顆粒94%服用時:本剤は放出調節製剤であることより、かまずに服用すること。また、乳鉢による混合粉砕は避けること。
リパクレオン顆粒300mg分包本剤は砕いたり,噛んだりしないこと.[腸溶コーティングの保護が破壊され,口腔粘膜を刺激したり,酵素活性が失われたりする.]また,本剤が口内に残らないよう注意すること.
アデホスコーワ顆粒10%調剤時 本剤の使用にあたり乳鉢等ですりつぶさないこと。

粉の徐放剤とか腸溶性製剤とか、ちょと不思議。

通常の患者であれば、分包品を使うか、単体で調剤しそうな薬ですが、嚥下困難などでまとめて調剤する場合、他の散剤と混和する際に乳鉢に入れて乳棒を使ってかき混ぜることもあるかも知れない。

一応留めておく。

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