更新日:2016年12月21日.全記事数:3,096件.今日の勉強

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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てんかんは脳波でわかる?


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てんかんの診断

てんかんの診断は難しい。
とくに小児のてんかんは診断が難しく、抗てんかん薬が処方されている患者さんでも医師からはっきりと「てんかんです」と言われている人は少ない。

てんかんの発作を目の当たりにすれば、医師も「これはてんかんです」とはっきり言えますが、そんなことは稀なので、色々検査して調べますが。
とくに最も重要な検査として脳波検査がありますが、これも万能ではない。

・てんかん発作を起こす場所が、脳の深いところにあると、頭の外の電極まで遠すぎるために脳波異常をとらえにくい
・てんかん性の異常波が出る頻度が低いために、脳波検査の際に異常な波がとらえられないことがある
【てんかんinfo】てんかんの診断に用いられる検査

てんかんの診断に必須のものでもない。

・てんかん患者の約50%は正常脳波であるという
・脳波でてんかん放電が記録されても、それが臨床発作症状を説明し得るものでなければ、必ずしもてんかんとは診断できない
・正常人においても脳波異常はみられ、0.5%にてんかん放電が記録されたとの報告がある
てんかん診療のための検査

しかし、てんかんではないとしても、痙攣を起こして病院に運ばれてきたということは、てんかんに準ずるような、てんかんと似たような、あるいはてんかんよりも重篤な病気が「ある」ことには変わりない。演技でなければ。
その痙攣がてんかんでないとしても、予防として抗てんかん薬(抗けいれん薬)を服用することには意味があるのだろう。

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