更新日:2017年7月25日.全記事数:3,124件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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授乳中にニューキノロンはダメ?


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授乳婦とニューキノロン

授乳中にニューキノロンが処方されたら、まず疑義照会でしょうね。

オゼックスとかなら大丈夫なんじゃないか、とも思いますが。

オゼックスは禁忌にはなってませんが、

「母乳中への移行が報告されているので、授乳中の婦人に投与する場合には授乳を中止させること。」

と書かれています。

産婦人科や小児科医で無ければ、簡単に授乳中止させそう。

でも、メリットとデメリットを考えたら、授乳継続させたほうが良いでしょう。

授乳中の薬の影響 妊娠と薬情報センター

「安全に使用できると思われる薬」に、クラビット、アベロックス、バクシダール、シプロキサン、タリビッドなどのニューキノロン系抗菌剤が挙げられています。

禁忌じゃなければ、医師の判断で使うこともあります。

授乳中の抗生物質

抗生物質は、添付文書上では「授乳を避ける」と記載されているものが多いです。

しかし、小児に適応がある抗生物質であれば、まず心配はありません。

セフェム系とペニシリン系は、乳汁中移行が少ないです。

アミノグリコシド系薬は乳汁中に移行しやすいですが、乳児の消化管吸収率が低いので影響はそれほど大きくないです。

テトラサイクリン系は母乳中のCaとキレートを作るので乳児の腸管からの吸収は少ないと思われますが、小児への投与で歯牙着色の問題があるので避けたいです。

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