更新日:2017年1月21日.全記事数:3,104件.

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潰瘍性大腸炎にプログラフ?


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潰瘍性大腸炎の治療

潰瘍性大腸炎の薬といえば、ペンタサやアサコールなどのメサラジン製剤。
私の薬局に来る潰瘍性大腸炎患者はほぼメサラジン。ステロイドも使っていない。

潰瘍性大腸炎の治療の中心はペンタサ・サラゾピリンに代表される5-アミノサリチル酸製剤とステロイド製剤になります。また炎症が直腸やS状結腸が中心の場合には注腸療法や座薬を用いることもあります。重症例では入院の上ステロイドを点滴で行う治療法が中心になります。炎症性腸疾患センター(IBD外来) 東京医科歯科大学消化器内科

イムラン、アザニンやプログラフなどの免疫抑制剤が使われることもあるようですが、そこまで難治性の患者はあまりみない。

プログラフの添付文書には以下のように書かれている。
・潰瘍性大腸炎への投与にあたってはカプセル剤のみを用い、0.5mg刻みの投与量を決定すること。
・潰瘍性大腸炎では、通常、3カ月までの投与とすること。

潰瘍性大腸炎にプログラフ顆粒は使えない。
プログラフカプセルとプログラフ顆粒は同等ではないらしい。

2. カプセルを使用するに当たっては、次の点に留意すること。
(1) 顆粒とカプセルの生物学的同等性は検証されていない。(顆粒のカプセルに対するCmax比及びAUC比の平均値はそれぞれ1.18及び1.08;「薬物動態」の項参照)
(2) カプセルと顆粒の切り換え及び併用に際しては、血中濃度を測定することにより製剤による吸収の変動がないことを確認すること。なお、切り換えあるいは併用に伴う吸収の変動がみられた場合には、必要に応じて投与量を調節すること。

タクロリムスのジェネリックには錠剤もあるが、錠剤でも潰瘍性大腸炎の適応はある。カプセルと錠剤は同等性を確認しているのだろう。
難治性の潰瘍性大腸炎患者にプログラフを使ったとしても3か月まで。気を付けよう。

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