更新日:2015年10月22日.全記事数:3,136件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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痛みの原因はトリガーポイント?


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トリガーポイント

痛みを抑える注射としては、神経ブロック注射を想像しますが。

顎関節症の患者さんで、トリガーポイントに注射を打ってきたという患者さんがいた。
大抵の患者さんは、痛み止めの注射とかブロック注射としか言わないので、「トリガーポイント」というワードを初めて聞きました。

トリガーポイントとは、強い痛みを感じる点のことで、発痛点ともいう。
肩や腰などをマッサージしてもらうと、特にこっている場所がわかる。
それが圧痛点。

痛みのある場所の筋肉は「筋硬結」という筋繊維が硬くなった状態になっています。この筋硬結は周りの血管やリンパの流れを阻害します。これだけだと普通の圧痛点なのですが、これに冷え、ストレスなどの刺激が加わり末梢循環不全の状態が持続すると、筋硬結は「トリガーポイント」化します。そうなるとトリガーポイント化した部位への圧迫で遠隔部へ痛みが放散(関連痛)するようになります。 トリガーポイント療法とは

トリガーポイント療法とは、トリガーポイントに局所麻酔薬を注射したり、マッサージしたり、鍼治療したりといろいろある。

いろいろな疾患で行われる。
頭痛、変形性頚椎症、五十肩(肩関節周囲炎)、三叉神経痛、テニス肘、腱鞘炎、腰痛症、坐骨神経痛、股関節痛、膝関節痛、線維筋痛症、筋筋膜性疼痛症候群(MPS)などなど。

トリガーポイントによる疼痛を主症状とする症候群を筋筋膜性疼痛症候群、筋痛症とも言うらしい。
筋痛症と聞くと線維筋痛症を思い浮かべる。

筋筋膜性疼痛症候群と線維筋痛症は類似点が多くあり、線維筋痛症の診断基準の一つに圧痛点が11カ所以上に見られる事という基準がある。一方で、筋筋膜性疼痛症候群の診断基準は圧痛点が1か所以上に見られる事という基準であり、筋筋膜性疼痛症候群の全身症状が線維筋痛症であると考えられている。筋筋膜性疼痛症候群 – Wikipedia

痛みの原因が筋肉の硬結であれば、トリガーポイントへの注射で一時的には改善する。

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