更新日:2015年10月22日.全記事数:3,079件

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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事務が軟膏を混ぜちゃダメ?


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計量、混合は薬剤師法違反

事務員が行っている調剤補助業務。

今までグレーの扱いであったものが、一部明確に違法とされました。

今般、薬局において、薬剤師以外の者が軟膏剤の混合を行っていた事案が明らかとなったが、当該事案を含め、少なくとも軟膏剤、水剤、散剤等の医薬品を薬剤師以外の者が直接計量、混合する行為は、たとえ薬剤師による途中の確認行為があったとしても同条(薬剤師法(昭和35 年法律第146 号)第19 条:薬剤師でない者が、販売又は授与の目的で調剤してはならない(以下略))への違反に該当するとともに、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(昭和 35 年法律第 145 号)第8条(管理者の義務)、第9条(薬局開設者の遵守事項)等への違反につながる行為であり、薬局に対する国民からの信頼を大きく損ねるという点でも大変遺憾です。
薬剤師以外の者による調剤行為事案の発生について

軟膏を混ぜる、シロップを計る、粉を計る、などの行為はハッキリと薬剤師法違反。
ここまでの行為を事務員にやらせている薬局は少ないだろう。
しかし、そこまでやらせていた薬局を知っている。
グレーだと経営者に言われたら仕方ないという空気になるが、このように通知で明確に違反とされれば、この通知を盾に違法に手を染める薬剤師、事務員は少なくなるだろう。

錠剤を引き出しから取り出してトレーの上に並べる、というピッキング行為についてまでは明記されていないが。

調剤薬局が事務員など無資格者にピッキング(計数調剤)をさせても薬剤師の管理下など一定の条件を満たしていれば、厚生労働省は薬剤師法違反に問わない方針であることが薬剤師・薬学教育関係者への取材で分かった。
具体的には、忙しい日や時間帯など勤務薬剤師だけでは対応が困難で、薬剤師が薬剤監査をしていることが前提のもよう。
これまで「グレーゾーン」とされてきた無資格者によるピッキングが一定条件の下とはいえ、違法でないことが明確になったことで、薬局薬剤師の業務内容や薬剤師需給などに影響が出てくる可能性がある。薬剤師の管理下、監査を行う条件であれば事務員のピッキングはOK? – 薬剤師新聞~ある薬剤師が注目するニュースをまとめたブログ

こんな話もありました。

ピッキングについては許可する方向性なのだろうか。

わが国では「服用回数×日数」でその都度、輪ゴムで束ねている調剤業務が薬剤師の負荷になっているようなので諸外国で一般的な“箱出し”を認め割引制度を導入してはどうか。
医薬分業に関する8つの提言

「輪ゴムで束ねる調剤業務が薬剤師の負荷になっている」ってなんか小馬鹿にされている気がしますが、薬剤師の仕事=輪ゴムで束ねる、みたいな印象を持たれているのであればピッキング行為(計数調剤)については手放したほうがいいかもしれない。

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コメント

  1. 以前勤めていたところは、一包化までやらせてました。それ以外にも色々やばいところだったので、早急に転職しましたが(^^;;上の圧力で何も言えずだったので、こう明言化されるとホッとします。

    某所薬剤師:2015/7/9

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