更新日:2016年11月6日.全記事数:3,190件.

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肺アスペルギルスはアレルギー?


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アレルギー性気管支肺アスペルギルス症

アスペルギルス症と聞くと、免疫不全患者がかかりそうな疾患ですが、喘息患者がアスペルギルスに対してアレルギーを持っている場合がある。

それが、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症。

アレルギー性気管支肺アスペルギルス症は、アスペルギルス属のカビが原因で気管支炎などのアレルギー症状が引き起こされる病気。アレルギー性気管支肺真菌症の一種。呼吸器専門医師以外には、まだあまり知られていないため、他の病気と誤診されることもある。アレルギー性気管支肺アスペルギルス症 – Wikipedia

基本的にアレルギーなので、アレルギーに対する治療が優先されます。

治療法としては、

根本的な治療方法はなく、重篤化しないような症状管理が主な治療となる。以下は菌に対する免疫反応を抑制し、気管支の状態をよくするための対症療法である。

免疫反応を押さえるためには、副腎皮質ホルモンを飲み薬として摂取するのが良い:症状が出ているときにはプレドニゾロンかプレドニゾンを多めに(目安として1日あたり30~45ミリグラム)摂取する。症状が抑えられているときには少なめに(目安として1日あたり5~10ミリグラム)摂取する。
気管支につまった粘液を吸引で除去する。
抗真菌剤であるイトラコナゾールをステロイドと併用すると症状が改善することもある。
胸部X線撮影、肺機能テスト、血漿中のIgE量のチェックを定期的に行うのが望ましい。
症状に先立って血中の抗体量が変化するので、減少すれば改善、増加すれば症状の予兆となる。
イトラコナゾールに代わる新規抗真菌剤であるミカファンギンで症状が改善することもある。

根本的な治療方法は無い。
ステロイドのプレドニゾロンや抗真菌薬のイトリゾール、ファンガードなどが使われる。

ステロイドとイトリゾールの併用療法という、処方をみるだけではカビが先か炎症が先かわかりづらい処方。
処方内容から病名にたどり着くことは難しそう。

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