更新日:2015年10月22日.全記事数:3,169件.

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ダニアレルギーの薬?


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アシテアダニ舌下錠

シダトレンスギ花粉舌下液という花粉症の減感作療法に使う薬もありますが、ダニアレルギーの減感作療法に使う薬も承認されたという。

その名もアシテアダニ舌下錠(塩野義製薬、2015年5月20日薬価収載)。
ダニの手足が入っていそう。
ミティキュアダニ舌下錠(鳥居薬品)というのもそのうち薬価収載される見通し。

効能効果は、「ダニ抗原によるアレルギー性鼻炎に対する減感作療法 」。
用法用量は、「通常,成人及び12歳以上の小児には,1回100 単位(IR)を1日1回舌下投与から開始し,1回投与量は100 単位(IR)ずつ,300 単位(IR)まで増量する。なお,漸増期間は,原則として3日間とするが,患者の状態に応じて適宜延長する。舌下投与後は完全に溶解するまで保持した後,飲み込む。その後5分間は,うがいや飲食を控える。 」。

100単位って何匹分だろうか。

シダトレンほど増量の仕方については細かく設定されていないので、処方せんは書きやすいでしょうか。

まだ薬価収載されていないので値段はわかりませんが、シダトレンと同じくらいかな。

減感作療法というのは、興味はありますが、アナフィラキシー的なことを考えると、ハードルの高い治療法かと思われ。
アレルギー専門医、かつ救急でも対応できるような病院でないと処方は難しいのかなと思います。

アシテアダニ舌下錠の相互作用

アシテアダニ舌下錠に相互作用という項目は無いのですが、重要な基本的な注意に、

8. 非選択的β遮断薬服用の患者への注意
本剤が投与されたときに,本剤による反応(アレルギー反応)が強くあらわれることがある。また,本剤によるアレルギー反応の処置のためにアドレナリンを投与したとき,アドレナリンの効果が通常の用量では十分発現しないことがある。
9. 三環系抗うつ薬及びモノアミンオキシダーゼ阻害薬(MAOI)服用の患者への注意
本剤によるアレルギー反応の処置のためにアドレナリンを投与したとき,アドレナリンの効果が増強されることがある。
10. 全身性副腎皮質ホルモン剤投与の患者への注意
全身性副腎皮質ホルモン剤の投与により,免疫系が抑制され本剤の効果が得られない可能性がある。

シダトレンにも同様の記載がありました。

経口ステロイドを連用しているレベルのアレルギー患者だと、使用は難しいのかな。

選択的β遮断薬なら大丈夫なのかな。

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