更新日:2015年10月22日.全記事数:3,117件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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ピロリドン誘導体とは?


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イーケプラとピロリドン誘導体の禁忌

イーケプラの添付文書の禁忌に、

本剤の成分又はピロリドン誘導体に対し過敏症の既往歴のある患者

と書かれている。

あーピロリドン誘導体ね。ってわからねー。

薬剤師たるもの医薬品の構造式くらい覚えるべし。
というのは綺麗事。そこまではちょっと。

とりあえずミオカームという薬がピロリドン誘導体らしい。

イーケプラの一般名はレベチラセタム。
化学名は2-(2-オキソピロリジン-1-イル)ブチラミド。

ミオカームの一般名はピラセタム。~セタムというのがキーワード。
化学名は2-オキソ-1-ピロリジンアセタミド。

ミオカームにアレルギーのある患者は、イーケプラも使えないというわけです。

しかし、N-メチル-2-ピロリドンというピロリドン誘導体は、塗り薬や湿布などに溶媒として入っている。
また、ポビドンヨードはポリビニルピロリドンとヨウ素の錯化合物で、ヨウ素を遊離することにより殺菌作用を示す。
ミオカームやイーケプラにアレルギーを持つ人は、塗り薬や湿布、うがい薬などの使用にも注意を要すると考えられる。

誘導体と禁忌

ピロリドン誘導体以外にも禁忌の項目に~誘導体と書かれているものをしばしば見かける。
薬品名で書いてくれ厚労省の不親切、と思うのは甘ったれ薬剤師の言い訳でしょうか。

・ピペラジン誘導体
アタラックス、ザイザル、ジルテック

・ピペリジン誘導体
アリセプト

・シロリムス誘導体
アフィニトール、サーティカン、ラパリムス

・スルフォンアミド(スルホンアミド)誘導体
SU剤
チアジド系利尿薬(フルイトラン、ベハイド)、チアジド系類似薬(ナトリックス、アレステン)
ラシックス、オイテンシン、ダイアート、アレリックス、ダイアモックス
トルソプト、エイゾプト
アマージ、イミグラン
セレコックス
アザルフィジンEN

・トリアゾール誘導体
イノベロン

類似した構造式の多いスルホンアミド系とかは覚えておいたほうがいいかな。

しかし、誘導体以前に薬効分類を覚えきれていないということで後回し。

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