更新日:2015年10月22日.全記事数:3,124件.

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ぎょう虫検査がなくなる?


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ぎょう虫検査がなくなる?

子供のころ肛門にセロハンを貼って調べるぎょう虫検査をしていましたが、それが2015年度をもって廃止されるそうです。
衛生環境の良くなったこの時代に、まだぎょう虫検査をする必要はあるのかな、と疑問に思っていましたが、あまり必要性は無かった様子。

小学校での感染率は約5%

意外と多い。
ぎょう虫検査に引っ掛かっている友達というのを記憶していないので、こんなにいるとは思わなんだ。

ぎょう虫を駆除する必要性

ぎょう虫を腸内に飼っている人が意外と多いのはわかりましたが、駆除する必要性はあるのでしょうか。
ぎょう虫の症状としては、
・夜間のかゆみにより寝不足となる。
・落ち着きがなくなる。
・掻き続けることにより肛門周囲に“かき傷”が見られる。
などが挙げられる。

症状が軽く何の症状も見られない人も多くいます。
栄養障害もありますが、今日、特段に栄養状態が悪い環境でなければ、感染による栄養障害などはほぼ問題にならないとされる。

蟯虫は退治すべきか?
サナダムシダイエットみたいに、ぎょう虫飼ってたほうがスリムでメタボになりにくかったりしてね。

駆虫薬

寄生虫といえば「ぎょう虫」というイメージがありますが、ぎょう虫(蟯虫)以外にも色んな虫がいる。

人の体内に寄生する病原性寄生虫は、回虫、鉤虫、吸虫、線虫・蟯虫などがある。

吸虫類
線虫類(蛔虫、蟯虫、鞭虫、鉤虫、東洋毛様線虫、糞線虫)
条虫類(有鉤条虫、無鉤条虫、広節裂頭条虫)

キツネで有名なエキノコックス(包虫)は条虫に分類されるようだ。
サナダムシと呼ばれるものも条虫に分類されるようだ。
魚介類で有名なアニサキスは回虫に分類される。

駆虫薬の適応症をみてみる。
エスカゾール(アルベンダゾール):包虫症
コンバントリン(パモ酸ピランテル):回虫、鉤虫、蟯虫、東洋毛様線虫の駆除
サントニン(サントニン):回虫の駆除
ストロメクトール(イベルメクチン):腸管糞線虫症、疥癬
スパトニン(ジエチルカルバマジンクエン酸塩):フィラリア(犬糸状虫)の駆除
ビルトリシド(プラジカンテル):肝吸虫症,肺吸虫症,横川吸虫症
メベンダゾール(メベンダゾール):鞭虫症

適応症は細かく分かれています。何にでも効くような駆虫薬は無いのかな。

蟯虫(ぎょうちゅう)症 寄生虫感染症 メルクマニュアル 家庭版
「蟯虫症は、アルベンダゾール、メベンダゾール、ピランテルパモ酸塩のいずれかを1回服用し、2週間後に再度服用することで治療できます。」

エスカゾールやメベンダゾールに蟯虫の適応はありませんが、蟯虫にも効く。
エスカゾールは条虫類だけじゃなくて、線虫類にも効くってことか。

疥癬に使うストロメクトール以外ほとんど馴染みがないので、使い分けがわからない。

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