2018年10月19日更新.3,352記事.5,701,388文字.

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テルネリンを頭痛に使える?

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テルネリンと筋緊張型頭痛

テルネリンやデパスが筋緊張型頭痛に使われることは多い。

テルネリンの適応症は以下のようになっている。

1. 下記疾患による筋緊張状態の改善 頸肩腕症候群、腰痛症
2. 下記疾患による痙性麻痺 脳血管障害、痙性脊髄麻痺、頸部脊椎症、脳性(小児)麻痺、外傷後遺症(脊髄損傷、頭部外傷)、脊髄小脳変性症、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症

緊張型頭痛にテルネリンは適応外使用となる。

でも、だいたい緊張型頭痛には肩こりが伴っているから、頸肩腕症候群とでもレセプトに書いて請求すれば問題なさそう。

医科|社会保険診療報酬支払基金
支払基金で調べると、
「原則として、「チザニジン塩酸塩【内服薬】」を「緊張型頭痛」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。」
と書かれている。

この支払基金の審査情報提供と公知申請の違いがよくわからないのですが、レセプト上は問題ないけれど、副作用被害救済制度的には違いが出てくるのかなあ。

緊張型頭痛に筋弛緩薬

NSAIDsなどの効果が不十分な緊張型頭痛によく処方されるのが、エペリゾン塩酸塩(ミオナール)やチザニジン塩酸塩(テルネリン)などの筋弛緩剤だ。
効能は、頸肩腕症候群などによる筋緊張状態の改善と、脳血管障害などによる痙性麻痺に限定されている。

緊張型頭痛に抗不安剤

緊張型頭痛の発症には頭頸部筋の緊張が関与しており、ストレスは筋緊張の主因の一つと考えられている。
このストレスの緩和のために抗不安剤が処方されるが、緊張型頭痛には抗不安剤の中でも筋弛緩作用が比較的強いエチゾラム(デパス)が用いられることが多い。

中枢性筋弛緩薬

脊髄、脳幹における単シナプスおよび多シナプス反射を抑制し抗痙縮作用を現すと考えられる。

適応は脳血管障害、脳性麻痺、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症、多発性硬化症、後縦靭帯骨化症、脊髄損傷等に伴う痙性麻痺、緊張型頭痛、腰痛症、頸肩腕症候群、肩関節周囲炎、筋クランプ(こむら返り)等における局所性筋緊張亢進である。

トルペリゾン(ムスカルム)、エペリゾン(ミオナール)、アフロクァロン(アロフト)等は比較的穏やかな作用を有し、最初から一定量を投与する。
チザニジン(テルネリン)、バクロフェン(リオレサール、ギャバロン)は作用が強く、少量から開始し漸増する。

痙性麻痺には症状の強さに応じて使い分ける。
痙縮が軽度~中等度であれば作用の穏やかな前者を、高度であれば作用の強い後者を用いる。

共通の副作用として眠気、ふらつき、めまい、頭痛等の精神神経系症状、悪心、嘔吐、食欲不振等の消化器系症状がある。

抗不安薬のジアゼパム(セルシン、ホリゾン)、エチゾラム(デパス)は中枢性筋弛緩薬としても使用される。

中枢性筋弛緩薬は、脊髄・脳幹における単シナプスおよび多シナプス反射を抑制することにより抗痙縮作用を生じるとされている。

以下のような場合に処方される。
・緊張型頭痛、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群などにおける局所性筋緊張亢進。
・脳血管障害、脳性麻痺、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症、多発性硬化症、後縦靭帯骨化症、脊髄損傷などに伴う痙性麻痺。

症状が軽度~中等度であれば、作用の比較的穏やかなトルペリゾン、エペリゾン、アフロクアロンなどを処方し、症状が高度であれば、作用の強いバクロフェン、チザニジンなどを処方するようにする。
そして、バクロフェン、チザニジンのような、作用の強い薬剤を処方する場合、はじめは少量から投与を開始し、その効果をみながら、徐々に投与量を増加していく。

中枢性筋弛緩薬のほとんどは経口投与されるが、メシル酸プリジノールのみは静脈内投与が可能である。
中枢性筋弛緩薬のほとんどは「小児に対する安全性は確立されていない」とされているが、バクロフェンは小児に対する投与も可能である。
中枢性筋弛緩薬を服用する場合、最も高頻度にみられる副作用は、眠気・めまい・ふらつきなどの中枢神経症状です。

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