2018年10月21日更新.3,350記事.5,705,221文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

記事

パキシルの吐き気予防にテトラミド?

スポンサーリンク


パキシルで吐き気?

セロトニンの5-HT3受容体は、消化管粘膜の求心性迷走神経終末や嘔吐中枢にあり、刺激により嘔吐が誘発されることはよく知られており、オンダンセトロンなどの5-HT3拮抗薬は強力な制吐薬となっています。

パロキセチンなどのSSRIによる吐き気、食欲不振などの消化器症状は、セロトニンの増加作用により、主として中枢、末梢の5-HT3受容体が刺激されることによると考えられています。
また中枢の5-HT2c受容体への刺激は食欲抑制作用を示すことが動物実験で認められており、SSRIによる食欲不振には、中枢の受容体に対する作用が関与している可能性も予想されます。

テトラミドでSSRIのSE予防

ミルタザピンとミアンセリンはセロトニン3受容体遮断作用も有している。
セロトニン3受容体刺激は消化器症状や性機能障害の誘発に関与していると考えられており、これらの受容体が遮断されることによりSSRIが誘発する諸症状の予防や改善効果があるものと考えられている。

パキシル

・抗不安作用を併せ持つ。
・比較的強力。
・中断症候群に注意。
・パロキセチン(パキシル)はうつ病のみならずパニック障害にも効果的で比較的強力だが、漸減や中止過程において離脱症状が起きやすい。
1日1回投与が原則である。
成人ではうつ病・うつ状態に対して、10~20mg/日から開始し、維持用量としては20~40mg/日を使用する。
増量する場合は原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量するとよい。
セロトニントランスポーターの阻害作用・親和性が最も高いSSRIで、抗うつ作用と抗不安作用を併せもち、幅広く使用されている。
肝代謝酵素であるCYP2D6を阻害するため、この酵素で代謝される薬剤と併用する場合には注意を要する。
また、退薬症状が出現しやすいため、投与中止の際はできるだけゆっくり漸減する。

スポンサーリンク

コメントを書く

カテゴリ

プロフィール

IMG_0670
名前:yakuzaic
職業:管理薬剤師
出身大学:ケツメイシと同じ
勤務地:さくらんぼ県
好きな言葉:三流の自覚持って社会人失格の自覚持ってプロの仕事しましょう
follow us in feedly

最新の記事

人気の記事

最近のコメント

検索

スポンサーリンク

リンク

にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ

タグ

検査値 調剤関連資料