更新日:2015年10月22日.全記事数:3,079件

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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オルメテック錠20mg0.5錠は疑義照会すべきか?


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同一規格が存在する薬の疑義照会

オルメテック錠20mg0.5錠 1日1回朝食後、とか
フェブリク錠20mg0.5錠 1日1回朝食後、とか
処方箋が来たら、疑義照会しますか?

医師が10mg錠の規格の存在を知らないというより、10mgの錠剤の院内での採用が無いから、院外処方でもこのような処方せんで出してくるのだろう。

薬局側でも、フェブリク錠10mgの在庫が無ければそのまま調剤します。
でも、フェブリク錠10mgの在庫があり、その医師からの処方頻度、手間、患者の待ち時間を考えたときに半錠に割るのが面倒、と思ったときには疑義照会を行う。個人的には、「調剤の手間」と「疑義照会の手間」を天秤にかけて疑義照会を実施する。

でも、本来は、薬の安定性、服用量のバラつきなどを考慮して、シートのまま渡すべきという考えから疑義照会すべきなのだろう。

このような疑義照会を行って、医師から「ダメです。半錠のまま出してください。」と言われたことは一度もなく、半錠でなければならない理由は無いと思われる。
今まで半錠でもらっていた患者に、シートで調剤した場合に、「薬が変わった」と誤認される恐れはありますが、きちんと説明すればよいこと。

個人的には、こんなものは薬剤師の判断で変更できるようにすべきと思いますが・・・
ジェネリックでは規格変更の調剤が認められているが、その規格変更においても薬価が上がるような規格変更は認められていない。
ジェネリックの使用促進のための措置である。
もしオルメテック錠にジェネリックが存在すれば「ジェネリックのほうが早く薬をもらえますよ」というアピールもできる。
オルメテック錠20mg0.5錠のほうが、オルメテック錠10mg1錠よりも薬価は安い。自家製剤加算も算定できないし。
お上は、薬剤師の手間や患者の待ち時間などは考えてくれないので、今後も薬剤師の判断で先発品の規格変更が認められるようにはならないと推測される。

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