2019年3月23日更新.3,398記事.5,981,411文字.

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検査が必要な皮膚外用剤

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検査が必要な皮膚外用剤

ヨウ素を含む皮膚外用剤では甲状腺機能の検査が必要なことは認識されていますが、アクトシン軟膏やプロスタンディン軟膏では血圧や脈拍に注意することなどはあまり知られていません。
これら褥瘡治療用皮膚外用剤以外においても、長期に使用するもので検査が必要なものは処方鑑査においてチェックすることを忘れてはなりません。

皮膚外用剤と添付文書に記載されている検査項目に関してまとめる。

医薬品名添付文書の記載
プロトピック軟膏重度の皮疹もしくは塗布面積が広範囲にわたる場合は、血中濃度が高くなる可能性があるので、本剤使用開始の2~4週間後に1回、その後は必要に応じて適宜腎機能検査を行い、異常が認められた場合には、直ちに使用を中止し、適切な処置を行うこと。
アクトシン軟膏広範囲な創面に本剤を大量かつ長期に使用する場合は、ブクラデシンナトリウムを全身的投与した場合と同様の症状があらわれることがあるので、定期的に血圧、脈拍数、心電図、尿量、全身状態、血糖値等を観察し、異常が認められた場合には休薬等の適切な処置をとること (特に乳児、幼児、小児の場合は注意する)。
プロスタンディン軟膏本剤は原則として大量投与(1日塗布量として10gを超える)を避けること。しかし、大量投与する場合は、本剤の有効成分であるアルプロスタジル アルファデクスを全身的投与した場合と同様の症状が出現するおそれがあるので、血圧、脈拍等を観察しながら慎重に投与し、異常が認められた場合には投与を中止し適切な処置をとること。
ゲーベンクリーム広範囲熱傷に使用した場合,本剤中のプロピレングリコールにより,高浸透圧状態を来すことがあるので,定期的に血清浸透圧を測定し異常が認められた場合には,休薬等の適切な処置を行うこと(特に乳児,小児の場合注意すること).
ユーパスタコーワ軟膏本剤はヨウ素含有製剤であるので、多量投与及び長期連用時には甲状腺機能の変動に注意すること。
カデックス軟膏本剤はヨウ素含有製剤であるので、多量投与及び長期連用時には甲状腺機能の変動に注意すること。
イソジンシュガーパスタ軟膏本剤はヨウ素含有製剤であるので、多量投与及び長期連用時には甲状腺機能の変動に注意すること。
ドボネックス軟膏本剤は活性型ビタミンD3製剤であり、血清カルシウム値が上昇する可能性がある。また、高カルシウム血症に伴い、腎機能が低下する可能性があるので、本剤の使用に際しては血清カルシウム及び腎機能(クレアチニン、BUN等)の検査を定期的(開始2~4週後に1回、その後は適宜)に行うこと。なおこれらの値に異常が認められた場合には正常域に戻るまで使用を中止すること。
ボンアルファ軟膏本剤は活性型ビタミンD3製剤であり、類薬 (活性型ビタミンD3外用剤) との併用又は大量投与により血清カルシウム値が上昇する可能性がある。また、高カルシウム血症に伴い、腎機能が低下する可能性があるので、類薬との併用又は大量投与に際しては、血清カルシウムや尿中カルシウム及び腎機能 (クレアチニン、BUN等) に注意し、観察を十分に行うこと。
ボンアルファハイ軟膏本剤は活性型ビタミンD3製剤であり、血清カルシウム値が上昇する可能性がある。また、高カルシウム血症に伴い、腎機能が低下する可能性があるので、以下のような場合には、血清カルシウムや尿中カルシウム及び腎機能 (クレアチニン、BUN等) の検査を定期的 (使用開始2~4週後に1回、その後は医師の判断により必要に応じて適宜) に行い、これらの検査値に異常が認められた場合には使用を中止し経過を観察すること。
オキサロール軟膏本剤は活性型ビタミンD3誘導体製剤であり、血中カルシウム値が上昇する可能性がある。また、高カルシウム血症に伴い、急性腎不全の報告があるため、本剤の使用に際しては、血中カルシウム値及び腎機能(血中クレアチニン、BUN等)の検査を定期的(開始2~4週後に1回、その後は適宜)に行うこと。なお、正常域を超えた場合には減量又は使用を中止すること。

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