更新日:2016年11月20日.全記事数:3,190件.

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妊婦にPL顆粒はダメ?


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PL顆粒と呼吸抑制

PL配合顆粒の禁忌に、「2歳未満の乳幼児」とある。

2歳未満の子供に禁忌となっている。

添付文書上の小児等への注意をみると、

1. 2歳未満の乳幼児には投与しないこと。[外国で,2歳未満の乳幼児へのプロメタジン製剤の投与により致死的な呼吸抑制が起こったとの報告がある。]
2. 2歳以上の幼児,小児に対しては,治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[小児等に対する安全性は確立していない。]

と書かれている。

子供に悪影響のある薬であれば、胎児にも悪影響を及ぼすに違いない。
と思うのは当然の反応。

プロメタジンは胎盤を通過しやすく、胎児への移行は大であり、中枢神経系への影響は懸念される。

しかし、プロメタジンが2歳未満に禁忌である理由は、「呼吸抑制」が原因である。

胎児は呼吸をしていない。

よって、PL顆粒は妊婦には禁忌となっていない。

妊婦にもPL顆粒は投与可能なのである。
添付文書上は。

しかし良識のある産婦人科医であれば、妊婦にPL顆粒なんて処方しませんが。

咳で流産?

咳は腹圧がかかるので流産につながる恐れがある。

と、聞いたことがある。

けど、咳のしすぎで流産したという人の話は聞いたことがない。

たかが風邪の咳ごときで流産するのだとすれば、その子供がもしこの世の中に生まれ出て来れたとしても、長くはもたないでしょう。
でも、早産のリスクにはなるのかな。

咳のしすぎもよくないけど、心配しすぎもよくない。

咳のしすぎで肋骨骨折?

咳のし過ぎで骨折するなんてありえないと思いますが、咳による肋骨の疲労骨折はよくある話らしいです。
咳をなめてはいけませんね。

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