更新日:2015年10月22日.全記事数:3,136件.

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ザイティガはCYP17阻害薬?


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ザイティガとは?

前立腺癌の治療薬でザイティガ(アビラテロン酢酸エステル)という薬が出るそうな。

その薬効分類はCYP17阻害剤とのこと。

CYP阻害剤。
なんか相互作用が多そう。

イトリゾールはCYP3A4阻害剤。

 前立腺がんの治療では、外科的あるいは内科的にアンドロゲンを除去するアンドロゲン除去療法と呼ばれる内分泌療法が広く行われています。しかし、アンドロゲン除去療法による去勢状態にあるにもかかわらず病勢の進行や再発が見られる前立腺がんの患者さんも少なくありません。アビラテロン酢酸エステルは、アンドロゲン合成に関与するCYP17を選択的に阻害することにより抗腫瘍効果を示すCYP17阻害剤です。アストラゼネカ、前立腺がん治療薬「アビラテロン酢酸エステル」に関しヤンセンとプロモーション契約 – 日刊工業新聞 Business Line – 企業発表

相互作用の話でもCYP17なんて聞いたことは無いし、問題ないのかな。
とくに禁忌に指定されている医薬品は無いようだし。

そういえばアロマターゼはCYP19だったことを思い出す。
アロマターゼ阻害薬もCYP19阻害剤と言い換えると、同じようなイメージ。
CYP17も他の通称があればいいのに。

アンドロゲン除去療法による去勢状態にあるにもかかわらず進行や再発が見られる前立腺癌患者に、なぜアンドロゲン合成阻害薬であるザイティガが効くのか、よくわからない。

プレドニゾロンと併用という縛りもよくわからない。

今後発売したら調べてみる。

ザイティガはプレドニゾロンを併用しなきゃダメ?

ザイティガのCYP17阻害作用によって鉱質コルチコイド過剰となり、それによる低カリウム血症、末梢性浮腫、高血圧が高頻度に発現したことから、これを防ぐために低用量プレドニゾロンを併用する。

肝機能検査値の上昇の程度に応じて、減量または中止を考慮する。

食事の影響を受け、食後投与では血中濃度が5~10倍上昇するので、食事の1時間前から食後2時間は服用しないよう指導を徹底する。

外科的、内科的去勢術を併用しない場合の有効性、安全性は確立していない。

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