記事
アスパラギン酸で疲労回復?
公開. 更新. 投稿者:栄養/ビタミン. 閲覧数:55回
2分31秒で読める. カテゴリ:
スポンサーリンク
アスパラギン酸の働きは?
アスパラギン酸カリウム、アスパラギン酸カルシウム、アスパラギン酸マグネシウムなど、ミネラルにアスパラギン酸がくっついているものを医薬品でよくみかけます。
アスパラカリウムとか、アスパラCAとかがよく処方されます。
カリウムの補給、カルシウムの補給、という効果を期待して処方されるとしか考えていなかった。
しかし、ただのお飾りだと思っていたアスパラギン酸にも様々な効果があります。
アスパラギン酸の働き
タンパク質の合成に使われるため、エネルギー生成に関与し、疲労回復効果が期待される。
尿の合成を促進する作用があり、尿として排泄されるアンモニアは、体内で循環系に入ると毒性を発揮しますが、このアンモニアを体外に排除し、中枢神経系を守るのを助けます。
栄養ドリンクのアスパラドリンクにも、アスパラギン酸カリウム、アスパラギン酸マグネシウムなどが配合されています。
セララみたいなカリウム製剤と併用禁忌の薬もあるので要注意。
注射用カリウム製剤の投与目的について、多くの医療関係者が「ビタミン補給」「滋養強壮」と誤った理解をしていることが、古川裕之氏(金沢大学病院臨床試験管理センター)の調査で明らかになった。特にアスパラギン酸カリウム注、アスパラカリウム注については、一般にアスパラドリンク剤が流通していることもあって、正しく理解されていなかった。調査を行った古川氏は「名称表示方法の変更など、早急な改善策が求められる」と指摘している。注射用カリウム製剤の使用目的は「ビタミン補給」「滋養強壮」? 薬事日報ウェブサイト
全くの誤解とは言えないかも知れませんが、要注意。
アスパラギン酸はアミノ酸の一種で利尿作用があり、有害なアンモニアを体外へ排出し、中枢神経系を保護します。またカリウムやマグネシウムを細胞内に運び、疲労物質である乳酸をエネルギーに変える手助けをするため、疲労回復にも効果があります。
また、うま味を持つアミノ酸として、様々な食品に含まれています。アスパラギン酸の健康効果
◎疲労回復効果
◎体調を整える効果
◎アンモニアを解毒する作用
◎スキンケア効果
カリウムやマグネシウムを細胞内に運び、疲労物質である乳酸をエネルギーに変える手助けをするため・・・という部分がよくわかりませんが、今度また調べてみます。
スポンサーリンク