更新日:2015年10月22日.全記事数:3,087件

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バクタで黄疸?


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バクタで新生児黄疸?

バクタは新生児に禁忌となっている。

低出生体重児,新生児には投与しないこと。[高ビリルビン血症を起こすことがある。]

高ビリルビン血症を起こすことがあるため。
授乳婦にも注意が必要。

薬の中には内因性物質と蛋白結合を競合し、内因性物質の分布に影響するものもある。
特に新生児で問題となるのは、ビリルビンとアルブミン結合を競合する薬剤で、そのような薬の多くは、遊離したビリルビンにより核黄疸を起こす可能性があるために新生児期での投与は禁忌とされている(例:スルフアメトキサソール)。

小児の薬の分布で気を付けることは?

薬の分布は、蛋白結合率、分子量、脂溶性/水溶性の程度、水分率や脂肪の量、体液のpH、それぞれの臓器・組織への血流の程度などのさまざまな因子に影響を受ける。
通常新生児期には、水分率が高く、体脂肪量・筋肉量は少ない。
例えば体重当たりの水分率は正期産児では約75%と、成人の50~60%よりもかなり高い。

このため、水溶性の薬の中には、ゲンタマイシンなどのように、新生児などで分布容積が大きくなり、体重当たりの1回投与量が高めに設定されているものもある。

新生児は生理的に血中アルブミン濃度が低い。
このために、アルブミンとの蛋白結合率の高いフェニトインのような医薬品では、血中濃度の評価に注意を要する。
すなわち、低アルブミン血症では、フェニトインの総血中濃度は下がるけれども、遊離の血中濃度は、血中アルブミン濃度が正常な場合とさほど変わらないことも多い。

参考書籍:調剤と情報2014.2

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