2016年5月30日更新.記事数:3,207件.4,879,175文字.

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紫斑病の原因はアレルギー?

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紫斑病とは?

紫斑病と聞くと、体中にアザみたいな皮下出血ができる、皮膚の難病というイメージ。
薬の副作用でも血小板減少性紫斑病というのをみかけます。

しかし紫斑病にも色々あります。
代表的な紫斑病としてはアレルギー性紫斑病(血管性紫斑病)と特発性血小板減少性紫斑病(突発性血小板減少性紫斑病)が挙げられます。

アレルギー性紫斑病の患者は子供が多い。好発年齢は4〜7歳。
症状は、紫斑ができるので皮膚症状、関節痛などの関節症状、腹痛などの腹部症状、腎炎などの腎症状。

処方される薬は、ペルサンチンみたいなタンパク尿の薬とか、ステロイドやら、抗アレルギー薬とか、トランサミンみたいな止血剤とか、ネオーラルとか、カロナールとか、シナールとか、症状によって様々。

紫斑病という病名からは、関節痛や腹痛などの症状は連想できず、処方薬からも紫斑病と連想することは難しい。

患者家族から病名を聴取できなければ、何もわからない。
患者家族自身も、「紫斑病の疑い」として医師から聞いていたら、「原因はよくわからない」として、薬剤師には何も告げないかもしれない。

紫斑病とステロイド

紫斑病の治療としては、症状が紫斑のみであれば無治療で経過観察。
強い関節痛、腹痛などがあれば、それに応じて鎮痛剤、鎮痙剤、ステロイドなどが処方される。
ステロイドは急性期症状の改善に有効であるが、特に腹痛を伴う例では消化管からの吸収に期待できないため、静脈内投与することが多い。

腎炎の合併が予後を左右するので、発症後6カ月間は腎症発症の可能性が高い期間で、検尿を含めた経過観察が必要である。

一般的には予後良好な病気で、通常は2~3週間で軽快します。

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