2019年2月17日更新.3,368記事.5,927,257文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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バファリンを海外旅行に持って行っちゃダメ?

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デング熱と出血

日本でデング熱が流行っています。
だいぶ涼しくなってきましたが、蚊はまだいるのでしょうか。

デング熱で高熱が出ても、市販の解熱剤は使わないほうがいい。
デング熱が重篤化すると、デング出血熱となり、血小板数が減少する。
市販の主な解熱鎮痛剤は、NSAIDsであり、多かれ少なかれ抗血小板作用を有する。
ロキソニンもイブもバファリンも。
抗血小板作用といえば、バファリン(アスピリン)が有名ですが、他のNSAIDsにも抗血小板作用はある。

市販の解熱剤を購入するとしたら、アセトアミノフェンになる。

デング熱にアスピリンを使っちゃダメ?

デング熱に対する特別な治療薬や予防薬は無く、通常であれば対症療法としてアセトアミノフェンの内服と輸液の投与が推奨されています。
また、アスピリンなどサリチル酸系の非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、出血傾向やアシドーシスを助長するため、禁忌としている論文があります。

デング熱は危険?

デング熱は、デングウイルスを持った蚊に刺された後、2~15日(多くは2~7日)の潜伏期を経て発症します。
38~40℃程度の熱が5~7日間持続し、頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹を伴いますが、軽症で済む場合がほとんどです。
まれにデング出血熱、デングショック症候群という重症な疾患になる場合があるものの、死亡率は1%以下であると推測されています。
通常の感染症は、一度かかると免疫を獲得して次回以降、感染しづらくなりますが、デング熱は免疫があると逆に重症化しやすくなることが知られています。

バファリンと出血熱

東南アジア、南アジア、中南米、カリブ海諸国など、熱帯・亜熱帯地域に行く場合には、解熱鎖痛薬としてバファリンなどのアスピリン製剤を携行することは適当ではない。
アスピリンには抗血小板作用があるため、ウイルス性出血熱の罹患後に服用すると、出血症状を悪化させる可能性があるためである。

ウイルス性出血熱の中で、近年その感染者数の増加が国際的に問題となっているのが「デング出血熱」である。
蚊が媒介するデングウイルスに感染すると、まずデング熱を発症し、これが悪化すると出血症状を伴うデング出血熱となる。
デング出血熱は、適切な治療が行われないと死に至ることもあり、致死率は高い国では10 %にも上る。

デングウイルスは、現在までほぽ全世界の熱帯・亜熱帯地域で感染が確認されている。
初期の症状は、突然の発熱(39~40℃)、筋肉・関節痛、食欲不振など、かぜの症状に類似している。
治療は対症療法しかないが、先述の理由で、解熱薬にはアスピリン製剤ではなく、主にアセトアミノフェンを使用する。

参考書籍;日経DI2014.10

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服薬指導のツボ④

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薬剤師

今日も服薬指導が億劫です

試すような質問をしてくる患者、いますよね。
ずっと同じ薬を使っているのに、「この3種類の緑内障点眼薬の違いは何でしょう?」とか。
きっとこの患者はわかって聞いてきてやがるぜ、チクショー。しかもうまく答えられないぜ、チクショー。
しかし、このような患者様が薬剤師を育ててくれるのです。
先生

↑こういう患者いるよねー

薬剤師の情報収集法

時間の無い医療従事者にとって、効率的な情報収集は必要不可欠です。
私は学生時代から効率的な勉強方法を探って生きてきました。
例えば、1時間でいかに効率よく勉強するか、ということを1週間かけて考えていました。。。今になって思えば1週間勉強すればよかったと思います。
とにかく、この情報過多の時代を生き残るカギは、質の高い情報をいかに入手するかということにかかっていると思います。

有象無象の情報がうずまく社会、インターネットでググってウィキペディアで調べるという私の得意技でもありますが、一般人と同じようなことをしていて薬剤師という専門性の高い職種の職能を発揮できるでしょうか?
自虐的になりますが、こんなくだらないブログを見るより専門性の高いサイトで情報収集したほうが有益でしょう。ぃぇ、私のブログも有益な情報を提供したいとは思っていますが。

私の情報収取先として重宝しているのが、
国内最大級の医療従事者向け会員登録制サイト「m3.com」エムスリードットコムです。

求人情報が頻繁に来るのはウザイですが、情報の質はやはり医療従事者向けということで必要な情報が上がってきます。たまに、「こんなクソ薬局辞めてやる!」と自暴自棄になる私にとっては求人情報もある種の心の拠り所にもなったりします。
「m3.com」エムスリードットコムも登録は無料ですが、他の登録制の医療従事者向けサイト、ケアネットとか、日経メディカルとかも無料ですので、ひと通り登録しておいて損は無いと思います。自分に合った情報入手方法で日々の勉強を共に頑張りましょう。

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