更新日:2016年1月27日.全記事数:3,096件.今日の勉強

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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院外処方できない薬


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入院中の患者に使う薬

注射とか点滴とか、患者宅で使うのが不可能なものは言うまでも無く。

入院中の患者にしか使えない薬。
入院下で投与を開始しなければならない薬、というのが存在する。

そういう薬を知らずに院外処方してしまう医師もいるやも知れず、注意が必要。

医薬品名添付文書上の注意
サムスカ本剤投与により、急激な水利尿から脱水症状や高ナトリウム血症を来し、意識障害に至った症例が報告されており、また、急激な血清ナトリウム濃度の上昇による橋中心髄鞘崩壊症を来すおそれがあることから、入院下で投与を開始又は再開すること。また、特に投与開始日又は再開日には血清ナトリウム濃度を頻回に測定すること。
アンカロン本剤の使用に当たっては、患者又はその家族に本剤の有効性及び危険性を十分説明し、可能な限り同意を得てから、入院中に投与を開始すること。
オペプリム投与量が確定するまで治療は入院中に開始すること。
リクシアナ原則として、術後の入院中に限って使用すること。(下肢整形外科手術施行患者における静脈血栓塞栓症の発症抑制)
アムノレイク本剤による治療は危険性を伴うため、原則として、投与期間中は患者を入院環境で医師の管理下に置くこと。また、緊急時に十分対応できる医療施設において、白血病[特に急性前骨髄球性白血病(APL)]のがん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ実施すること。治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分に説明し、同意を得てから投与すること。
イレッサ本剤の投与により急性肺障害、間質性肺炎があらわれることがあるので、胸部X線検査等を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、急性肺障害や間質性肺炎が本剤の投与初期に発生し、致死的な転帰をたどる例が多いため、少なくとも投与開始後4週間は入院またはそれに準ずる管理の下で、間質性肺炎等の重篤な副作用発現に関する観察を十分に行うこと。
ジオトリフ本剤の投与により間質性肺疾患があらわれ、死亡に至った症例が報告されているので、初期症状(呼吸困難、咳嗽、発熱等)の確認及び定期的な胸部画像検査の実施等、観察を十分に行うこと。異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、治療初期は入院又はそれに準ずる管理の下で、間質性肺疾患等の重篤な副作用発現に関する観察を十分に行うこと。
タルセバ本剤の投与により間質性肺疾患があらわれることがあるので、初期症状(息切れ、呼吸困難、咳嗽、発熱等)の確認及び胸部X線検査の実施等、観察を十分に行うこと。異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、国内臨床試験において、間質性肺疾患により死亡に至った症例があることから、治療初期は入院又はそれに準ずる管理の下で、間質性肺疾患等の重篤な副作用発現に関する観察を十分に行うこと
フィズリン急激な血清ナトリウム濃度の上昇により、橋中心髄鞘崩壊症を来すおそれがあるので、患者を入院させ、医師の監視下におき、次の点に注意すること。

サムスカなんかは特に初回から院外処方されやすい薬。
「常染色体優性多発性のう胞腎」の目的であれば、入院下での投与開始は縛られないものかも知れないが、この病気の場合の用量は、「心不全及び肝硬変における体液貯留」で使う用量とはだいぶ異なる。

用法・用量投与方法投与量
心不全における体液貯留1日1回15mg
肝硬変における体液貯留1日1回7.5mg
常染色体優性多発性のう胞腎1日2回開始用量1日60mg(朝45mg、夕方15mg)

初回から院外処方された場合は、疑義照会が必要。

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