更新日:2017年1月4日.全記事数:3,124件.

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歯磨きでインフルエンザ予防?


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インフルエンザ対策に舌磨き

インフルエンザ対策に「舌磨きなど口腔ケア有効」と専門家(NEWSポストセブン) – goo ニュース

 依然として猛威をふるっている、インフルエンザ。2月17日に発表された国立感染症研究所の「インフルエンザ流行レベルマップ」では、日本のほぼすべての地域が、最高レベルの“警報”を示す赤に染まっている。同研究所の最新データでは、患者数はこの時期としては過去10年のなかで最多。

 厚生労働省の感染症発生動向調査によると、インフルエンザによる今シーズンの累計受診者数は2月17日時点で、全国で約609万人と推計される。60歳以上の受診者が占める割合は、昨シーズンの約2倍。高齢者施設での集団感染や、死亡例の報告が各地で相次いでいる。

 こうした施設などで推奨されているのが、口腔ケアによるインフルエンザの予防だ。その意義と日常生活への取り入れ方について、鶴見大学歯学部の花田信弘教授に話を聞いた。

■ヒトの口中には地球人口より多い菌が!

「ヒトの口の中には、100億個以上の菌が棲んでいます。種類でいうと、400~700種類。そのなかに、“日和見(ひよりみ)菌”と呼ばれるものがいます。日和見菌は、健康なときは、何も悪さはしませんが、病気になると暴れ出し、炎症などを起こします。口の中にそういった菌がウイルスと一緒になって、炎症を拡大させることは、理論的には充分に考えられます」(花田教授・以下「 」内同)

 日和見菌のなかには、ウイルスそのものを活性化させたり、インフルエンザによる細菌性肺炎に関与したりするものもある。そのため、こういった菌を除去する口腔ケアが、インフルエンザなどの感染症対策として、有効と考えられているのだ。

「高齢者施設や学校などで、積極的に口腔ケアをしたところ、インフルエンザの患者数が減ったという報告はいくつもあります。また、動物実験レベルですが、ウイルスに感染しただけのマウスは死に至りませんが、日和見菌がいる場合は死んでしまうということもわかっています。

 インフルエンザ予防については、現在も研究段階ではありますが、口腔ケアをすれば、除去可能な危険因子を減らすことはできますし、成人病など、さまざまな病気の予防にもつながります。ですから、研究成果を待たずとも、口腔ケアを推奨すべきなのです」

■口腔ケア 2つのメリット

 口腔には、腸管と同じように免疫機能がある。そのため、口腔を清潔にすれば、免疫力が向上し、ウイルスに対する防御力アップにつながる。しかし、ここでネックになるのが、“バイオフィルム”の存在。バイオフィルムとは、細菌が凝集してできる生体膜を指す。歯や舌に、フジツボや苔のようなものがびっしりとこびりついているようなイメージだ。

「バイオフィルムがあると、唾液だけしかないときに比べて、口腔内の細菌数が1000倍にも増えてしまいます。インフルエンザなどのウイルスが侵入した場合、バイオフィルム由来の細菌と共同で生体に襲いかかってくることになります。ですから、バイオフィルムを除去することが、口腔ケアの鉄則なのです」

 歯のバイオフィルム、いわゆる歯垢は、普段の歯磨きで除去することができる。一方で、舌にできたバイオフィルムはなかなか厄介だ。

「口腔粘膜は、通常、1週間で自然にはがれ落ち、新しい細胞に生まれ変わります。しかし、舌には“味蕾(みらい)”という、味を感じる組織があり、その細胞の生まれ変わりは、1か月と非常に遅いのです。さらに舌には味蕾があるため、表面がデコボコしていて、汚れがたまりやすい。ですから、何もしなければ、舌の上はかなり汚れた状態で、まさに細菌の温床になってしまうのです」

■舌磨きアイテムも続々登場

 舌のバイオフィルムを、“舌苔(ぜったい)”という。鏡で舌を見て、白か淡黄色だったり、歯ブラシで軽く舌をこすって、色がついたりしたら、舌苔がたまっている証拠。

「市販の舌用ブラシやクリーナーで、歯の表面を軽くこすると、舌苔は簡単に除去できます。これなら1日3回、歯磨きと同様に行なってかまいません。歯ブラシは毛質が固く、舌を傷つける可能性があるので、舌磨きに使用する場合は、週に数回にとどめたほうがよいでしょう」

 線維性の食品、例えば野菜などをよく噛んで食べるのも効果的。食品そのものが舌の汚れを取るとともに、唾液が出て、細菌を洗い流すことができる。また歯磨き、舌磨きをきちんとすることが大前提だが、洗口液や舌磨き用のタブレットを併用すると効果があるという。

 インフルエンザの流行は通常3月くらいまでだが、今年はピーク時1か月ほど遅れたことを考慮すると、流行が長引く恐れもある。インフルエンザ対策として、歯磨きだけでなく、普段から手軽にできる舌磨きも強化したい生活習慣のひとつだ。

舌磨き、以前にやったこよありましたが。

痛いし、ブラシでこすっても汚れが落ちている感じもないし、続きませんでした。

やったほうがいいのかな。

口臭予防にもなるっていうし。

口内ケアでインフル退治

口内ケアでインフル退治 小学校や病院で取り組み拡大 (1-2ページ) – MSN産経ニュース

 インフルエンザ予防には口内ケアが有効との考えが広がり、学校や病院、企業が口内ケアへの取り組みを活発化させている。各地の学校や病院では、歯磨きなどで口内の細菌の活動を抑え、インフルエンザ感染を防ごうとする活動を実施。一方、口内ケアによるインフルエンザ対策市場への参入を模索する企業も出てきた。うがいや手洗い、予防接種など従来の対策に口内ケアを組み合わせれば、インフルエンザはもう怖くない?
 ◆学級閉鎖が減る
 東京都杉並区は今夏、区立小学校5校に洗面台を増設した。インフルエンザシーズンに備え、歯磨きしやすい環境を整えるためだ。
 この試みは“成功体験”に基づいている。杉並区は昨年も区立小2校に洗面台を増設、歯磨きを促進する活動を行った。その結果、インフルエンザによる学級閉鎖率(全クラス数に対する学級閉鎖になったクラスの延べ数の割合)がこの2校は平均約45%にとどまった。他の41校は同79・6%だった。
 杉並区は「歯磨き促進とインフルエンザ減少の因果関係はまだ実証されていないが、一定の効果はあると考えている」とし、今後も残る区立小への増設を進める方針という。
 高齢者向け施設でも同様の試みが行われている。
 愛媛県の病院「久保内科循環器科」(大洲(おおず)市)は昨冬から、デイケア利用者と入院患者を対象に口内ケアを取り入れた。同病院は「インフルエンザや肺炎の予防につながってほしい」と期待を込める。
 こうした口内ケアを推進する取り組みは近年、全国の学校や介護施設で一般的になってきており、今後も拡大していく見通しだ。
 ◆次亜塩素酸水
 口内ケアによるインフルエンザ対策市場への参入を狙う企業も現れた。
 「パーフェクトペリオ」(栃木県小山市)は同社の歯科治療向け機能水「パーフェクトペリオ」のインフルエンザ対策への活用を試みる。強い殺菌力を持ち、消毒や食品添加物に利用される「次亜塩素酸水」を口内治療用に精製したものだ。
 11月8日に徳島県で開かれた「日本ウイルス学会」では、この製品の殺菌力に注目した東京医科歯科大の研究チームが、インフルエンザウイルスに対する不活性化作用を培養細胞で調査した結果を報告した。
 報告によると、口内治療向けの濃度(200ppm)では、A型インフルエンザウイルスが10秒で99%以上死滅した。濃度30%のエタノールでは同様の効果を得るまでに60秒かかったという。
 研究チームの山岡昇司教授(ウイルス制御学)は「臨床研究が今後必要だが、人間の感染予防にも効果は期待できるだろう」。
 同社の野口宗則社長も「虫歯菌と歯周病菌の殺菌用に開発した製品だったので、ウイルスにも効果が出たと聞いたときは驚いた。今後はインフルエンザなどの感染症対策市場にも進出したい」と意気込む。
 インフルエンザの通常の予防対策に加え、歯磨きの回数を増やしたり、口内殺菌薬を活用したりして、予防力を高める心掛けも必要なようだ。
 ■細菌減少→感染予防に効果
 口内ケアがインフルエンザ対策に有効との認識が広まったきっかけは、平成18年に東京歯科大の奥田克爾(かつじ)教授(当時)=口腔(こうくう)細菌学=らが発表した論文「口腔ケアによる細菌性酵素活性の減少とインフルエンザの感染予防」だ。介護施設の高齢者を対象に、口内ケアを実施した98人と、実施しない92人のインフルエンザ発症を調査。後者の発症が9人だったのに対し、前者の発症は1人だけだった。
 口やのどに存在する細菌はプロテアーゼやノイラミニダーゼなどの酵素を生産する。プロテアーゼは口やのどの粘膜を守る層を破壊し、ウイルス感染しやすくする。ノイラミニダーゼはウイルスの細胞から細胞への感染を助長する。口内ケアで、これらの酵素を生産する細菌を減らすことができるという。

口内細菌がノイラミニダーゼを生産したりもするんですね。

インフルエンザウイルスのまわりの突起物としてしか知りませんでした。

インフルエンザ感染そのものにもそうですが、肺炎などの二次感染を防ぐためにも口腔ケアは重要かと思われます。

歯磨きで食道がん予防

歯磨きでがんリスク3割減 1日2回以上が効果的 – 47NEWS(よんななニュース)

 1日2回以上歯を磨く人が口の中や食道のがんになる危険性は、1回の人より3割低いとの研究結果を、愛知県がんセンター研究所(名古屋市)がまとめた。全く磨かない人の危険性は、1回の人の1・8倍だった。
 約3800人を対象とした疫学調査の結果で、歯磨き習慣と発がんの関連を示す報告は国内初という。横浜市で10月1日から開催される日本癌学会で発表する。
 同研究所疫学予防部の松尾恵太郎室長は「口やのどには発がん物質とされるアセトアルデヒドを作る細菌がいる。歯磨きで細菌や発がん物質が洗い流されるので、少なくとも朝と夜に磨けば、がん予防に役立つ」と話している。
 同センターを受診した人の中から、口の中やのどなどの頭頸部がんと食道がんの患者計961人と、がんでない2883人に、歯磨きや喫煙、飲酒などの習慣を聞いた。年齢は20~79歳で平均は61歳。
 解析した結果、2回以上磨く人は1回の人に比べ、がんになる危険性が約29%低く、全く磨かない人の危険性は2回以上磨く人の2・5倍だった。喫煙や飲酒をする人だけの解析でも同様の結果で、歯磨き習慣がないことが、ほかの危険因子と関係なく、独立したがんの危険因子であることを強く示すものだという。

普通2回は磨きますよね。

本当に他の危険因子は関係ないのでしょうか。

入れ歯だから磨かないとか。

お母さんにとっては、

「歯磨きしないと癌になるわよ!」

という脅し文句がひとつ増えました。

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