2019年2月19日更新.3,370記事.5,917,338文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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トランサミンとノイエルを併用しちゃダメ?

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トラネキサム酸

ノイエルという胃薬があります。

胃粘膜保護薬。

あまり処方は見かけませんが。

ノイエルの添付文書には、これといって相互作用の記載はされていない。

ただ、このノイエル(セトラキサート)の主代謝物はトランサミン(トラネキサム酸)らしい。
胃潰瘍に対する止血作用も期待できるのかな。

健康成人にセトラキサート塩酸塩200mgを単回経口投与した場合、未変化体は投与1時間後には、定量限界以下であった。
なお、主代謝物であるトラネキサム酸のTmaxは3.05±0.25時間、Cmaxは1.75±0.13μg/mL、t1/2は1.73±0.09時間であった。

トランサミン錠の添付文書をみると、250mg (錠) のCmaxが3.9μg/mL。

ノイエルから代謝されるトラネキサム酸の血中濃度はトランサミンを同量摂取した場合
1.75×250/200=2.1875 2.1875/3.9=0.56089
56%ほどであると考えられ、例えばセトラキサートを600mg/日摂取すると、トラネキサム酸を337mg/日摂取した場合と同等になると考えられる。

大した量ではないかもしれませんが、留意を。

参考書籍:日経DI2014.2

トランサミン

トラネキサム酸の肝斑に対する薬理作用については、抗プラスミン作用により、メラノサイト周辺でのメラノサイト活性因子(プラスミン)の産生を抑制する結果、色素沈着部位で亢進したメラノサイト合成系が定常レベルまで抑えられるのではないかと考えられている。

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ビス剤の内容で不適切なのは

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薬剤師

下記は経口ビスフォスフォネート(BP)製剤について記述したものである。不適切な内容はどれか。2つ選べ。
a. 経口BP製剤を服用する際には硬水系のミネラルウォーターは避けた方が良い
b. 経口BP製剤の消化器症状を予防するために食後に服用した
c. 経口BP系製剤を服用した後、直ぐに横になった
d. 経口BP系製剤も長期に服用すると顎骨壊死発生リスクが高くなる
e. 経口BP系製剤による顎骨壊死の発生を防ぐためにデンタルケアを指導した

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