更新日:2015年10月22日.全記事数:3,095件.今日の勉強

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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ボナロンゼリーは噛んじゃダメ?


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ボナロンゼリーは噛んじゃダメ?

ボナロンのゼリー剤ってのもあるらしい。
見たこと無いけど。

ゼリー剤って聞くと、水なしで飲めるって思いこみがある。

しかしボナロンゼリーの用法は、

通常、成人にはアレンドロン酸として35mgを1週間に1回、朝起床時に水約180mLとともに経口投与する。
なお、服用後少なくとも30分は横にならず、飲食(水を除く)並びに他の薬剤の経口摂取も避けること。

水で飲む。

そして、噛んではいけないらしい。

口腔咽頭部に潰瘍を生じる可能性があるため、本剤を噛んだり又は口中で溶かしたりしないこと。もし噛んでしまった場合はゼリー片が口腔内に残るのを防ぐため、本剤を水で飲んだ後、さらに口腔内をすすぐこと。

顎骨壊死の副作用のため、口腔内に残るのを避けるというわけだ。

ゼリー剤いるか?
確かに高齢の患者様にとって飲み込みやすい製剤の開発は助けになるかも知れない。
でも、嚥下に問題のある高齢者だと、口腔内に留めている時間が長くなってしまうリスクは抱えているだろう。

諸外国では錠剤しか無い国が大多数なわけで、医療経済的にどうなんだろうかとも思う。
薬局にとってはデッドストックが増えるわけでいい迷惑であることは確実。

ちなみに薬価を調べたところ、
ボナロン経口ゼリー35mg 1包1300.8円
ボナロン錠35mg 1錠680円

ええと、調べ方間違えたかな。
っていうくらい価格差がありますが。

ボナロンゼリー発売

帝人ファーマは8月15日、骨粗鬆症治療薬としては世界初となる経口ゼリー剤で、週1回投与の「ボナロン経口ゼリー35mg」(一般名:アレンドロン酸ナトリウム水和物)の製造販売承認を同日付で取得したと発表した。同社は薬価収載後に速やかに発売する予定で、早ければ年内にも発売開始となる。

ボナロンは骨吸収抑制作用により、患者の骨密度を増加させるビスホスホネート系薬剤。「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2011年版」では、大腿骨近位部骨折をはじめとする骨折リスクの抑制に高い効果が期待できる薬剤として評価されている。

ビスホスホネート系経口薬には服薬後30分間は他の薬剤の経口摂取を避けるなどの服薬制限があり、複数の経口薬を服用することの多い高齢患者には、他の薬剤と分けて服用する必要があった。また、加齢などによる嚥下機能の低下など、従来の錠剤を服用しにくいことも課題のひとつ。そこで帝人は、他の経口薬との区別が容易になるうえ、嚥下に不安を持つ患者にとっても飲みやすさの改善が期待できるとして、ゼリー製剤を開発した。帝人 ボナロンのゼリー製剤の承認取得 骨粗鬆症用薬で世界初 年内にも発売予定 国内ニュース ニュース ミクスOnline

ビスホスホネートは食道潰瘍とか怖いですから。

飲み込みやすいゼリー製剤は良いかも。

一包化するわけでもないし、錠剤じゃなくても構わない。

アムロジピンのゼリー製剤とかは見たことない。

でも、あんまりかさばる製剤は、薬局的には好ましくないけど。

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