2018年12月12日更新.3,341記事.5,765,346文字.

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イトリゾールで下痢?

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イトリゾールと下痢

抗菌剤の副作用では下痢が多い。
抗菌剤が腸内細菌もやっつけてしまうためだ。

抗真菌薬は腸内細菌に働くわけではないのですが、イトリゾール内用液では下痢の副作用が多いらしい。

イトリゾール内用液の添付文書の副作用には、

下痢・軟便(5.6%)

と、多めの頻度。

「重要な基本的な注意」にも以下の記載が見られる。

添加物であるヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリンに起因する胃腸障害(下痢、軟便等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。

その理由は、溶解補助剤として含まれているヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリン(HP-β-CD)にあるらしい。

HP-β-CDはブドウ糖を構成単位とする環状オリゴ糖であり、腸管内で浸透圧亢進により水分を保持する作用がある。
そのため、アスパルテームやキシリトールなどの難吸収性の多糖類を大量に摂取したときと同様に、下痢や軟便などの症状を起こすことがある。

国内での治験では、内用液はHP-β-CDによるものとみられる下痢や軟便などの胃腸障害が26.4%と、カプセル剤より頻度が高かった。
この胃腸障害は通常、投与中止または止痢剤投与によって治まるとされている。

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