2019年3月21日更新.3,396記事.5,979,523文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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イトリゾールで下痢?

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イトリゾールと下痢

抗菌剤の副作用では下痢が多い。
抗菌剤が腸内細菌もやっつけてしまうためだ。

抗真菌薬は腸内細菌に働くわけではないのですが、イトリゾール内用液では下痢の副作用が多いらしい。

イトリゾール内用液の添付文書の副作用には、

下痢・軟便(5.6%)

と、多めの頻度。

「重要な基本的な注意」にも以下の記載が見られる。

添加物であるヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリンに起因する胃腸障害(下痢、軟便等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。

その理由は、溶解補助剤として含まれているヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリン(HP-β-CD)にあるらしい。

HP-β-CDはブドウ糖を構成単位とする環状オリゴ糖であり、腸管内で浸透圧亢進により水分を保持する作用がある。
そのため、アスパルテームやキシリトールなどの難吸収性の多糖類を大量に摂取したときと同様に、下痢や軟便などの症状を起こすことがある。

国内での治験では、内用液はHP-β-CDによるものとみられる下痢や軟便などの胃腸障害が26.4%と、カプセル剤より頻度が高かった。
この胃腸障害は通常、投与中止または止痢剤投与によって治まるとされている。

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血清Cr1.1mg/dLの女性 ダビガトラン投与量の評価方法は?

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薬剤師

80歳女性、体重38kg、血清クレアチニン1.1mg/dLの患者。抗凝固薬であるダビガトランを服用している。ダビガトランは透析患者を含む高度の腎障害患者には禁忌である。この患者のダビガトランの投与量の評価方法として正しいのはどちらか?
A. この患者の糸球体濾過率(eGFR:mL/min/1.73 m2)を計算式より求めると、eGFR=36.7 mL/ min /1.73 m2となる。ダビガトランの添付文書に従い、この方の腎機能障害の度合いは中等度であると判断し、1回110mg1日2回投与とした
B. この患者のクレアチニンクリアランス(CCr:mL/min)をCockcroft-Gaultの計算式より求めると、CCr=24.5 mL/minとなる。ダビガトランの添付文書に従い、この患者の腎機能障害の度合いは高度であると判断し、ダビガトランは「禁忌」であると判断した

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