更新日:2017年1月17日.全記事数:3,117件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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アブストラル舌下錠は100μgから開始しなきゃダメ?


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フェンタニルのレスキュー

モルヒネのレスキューといえば、オプソ。

オプソの用法は、

通常,成人にはモルヒネ塩酸塩水和物として1日30~120mgを1日6回に分割し経口投与する.
なお,年齢,症状により適宜増減する.

となっており、

臨時追加投与(レスキュー・ドーズ)として使用する場合
本剤の1回量は定時投与中のモルヒネ経口製剤の1日量の1/6量を目安として投与すること.

定時投与の1/6が目安。

オキシコンチンのレスキューといえば、オキノーム。

オキノームの用法は、

通常,成人にはオキシコドン塩酸塩(無水物)として1日10~80mgを4回に分割経口投与する。
なお,症状に応じて適宜増減する。

となっており、

臨時追加投与(レスキュードーズ)として本剤を使用する場合
疼痛が増強した場合や鎮痛効果が得られている患者で突発性の疼痛が発現した場合は,直ちに本剤の臨時追加投与を行い鎮痛を図ること。本剤の1回量は定時投与中のオキシコドン塩酸塩経口製剤の1日量の1/8~1/4を経口投与すること。

定時投与の1/8~1/4が目安。

デュロテップのレスキューとして、イーフェンバッカル錠とアブストラル舌下錠が出ましたが、
アブストラルの用法をみると、

通常、成人には1回の突出痛に対して、フェンタニルとして100μgを開始用量として舌下投与する。
用量調節期に、症状に応じて、フェンタニルとして1回100、200、300、400、600、800μgの順に一段階ずつ適宜調節し、至適用量を決定する。

必ずフェンタニルとして1回100μgから投与を開始することとなっている。

こういう用量の決定法をタイトレーション(用量漸増)というらしい。
至適用量と定時投与オピオイド鎮痛剤の1日投与量に強い相関がなかったことから、このような用量決定法がとられている。

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