更新日:2017年1月4日.全記事数:3,117件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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タミフルをインフルエンザ予防に使っていいか?


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インフルエンザ予防にタミフル

タミフルの効能効果には、
「A型又はB型インフルエンザウイルス感染症及びその予防」
と書かれている。

インフルエンザの予防にも使える。
リレンザも同様。

最近イナビルにも、
「A型又はB型インフルエンザウイルス感染症の治療及びその予防」
予防適応が加わった。

予防に使う場合、タミフルカプセルは、

1. 治療に用いる場合 通常、成人及び体重37.5kg以上の小児にはオセルタミビルとして1回75mgを1日2回、5日間経口投与する。
2. 予防に用いる場合
(1) 成人 通常、オセルタミビルとして1回75mgを1日1回、7~10日間経口投与する。
(2) 体重37.5kg以上の小児 通常、オセルタミビルとして1回75mgを1日1回、10日間経口投与する。

通常1日2回5日間のところ、1日1回10日間。
用法が違うわね。

もし、このようなタミフルの用法の処方せんを受け取ったら要注意。

タミフルの添付文書に、

保険適用(給付上)の注意
本剤は「A型又はB型インフルエンザウイルス感染症の発症後の治療」の目的で使用した場合にのみ保険給付されます。

と書かれています。

予防目的で投与された場合には、全額自費。
そんな大枚はたいてインフルエンザの予防する人いるのかね。

うっかり、保険効かせて請求しちゃったら査定されるかな。

予防効果はいつまで続く?

タミフルやリレンザをインフルエンザ予防目的で投与した場合、予防効果は、
「インフルエンザウイルス感染症に対する予防効果は、本剤を連続して服用している期間のみ持続する。」
となっている。

タミフルなら7~10日間、リレンザなら10日間。

イナビルの場合、予防目的では2日間使いますが、
「本剤の服用開始から10日以降のインフルエンザウイルス感染症に対する予防効果は確認されていない。」
やっぱり10日間。

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