更新日:2017年4月20日.全記事数:3,191件.

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漢方薬でドーピング?


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漢方薬とドーピング

漢方薬は西洋薬に比べ、副作用が少ない、マイルドに働くというイメージから、ドーピングにはなりにくいという印象をお持ちのスポーツ選手もいるかと思いますが、大間違い。

軽い気持ちで葛根湯などを飲んでしまうと、ドーピングにひっかかります。

漢方薬でドーピングといえば、エフェドリン。
麻黄に含有されていることで有名ですが、半夏にも少し含まれているらしい。

麻黄(マオウ)、ホミカ(ストリキニーネを含む)、半夏(ハンゲ)、動物生薬(ジャコウ、カイクジン、ロクジョウ)は禁止物質ですが、構成生薬にいずれも記載がない場合でも、漢方(生薬)は、すべての含有物質が明らかになっているわけではありません。
したがって、その製品が禁止物質を含まないという保証はできません。

漢方薬や生薬を競技前に飲むのは控えたほうがいい。

のど飴でドーピング?

ドーピングの禁止薬物として「ヒゲナミン」という成分がある。
この「ヒゲナミン」は、ゴシュユ(呉茱萸)、ブシ(附子)、 サイシン(細辛)、チョウジ(丁子)、 ナンテン(南天)という生薬に含まれています。
ヒゲナミンにはβ2刺激作用があり、気管支拡張作用があるという。

のど飴をなめて、呼吸が楽になるのは、このヒゲナミンのおかげかも知れません。

南天のど飴はもちろん、ナンテンを含んでいるので、禁止薬物です。
浅田飴には、キキョウ根エキス、トコンエキス、マオウエキス、ニンジンエキス、カッコンエキス、dl-メチルエフェドリン塩酸塩、クレゾールスルホン酸カリウム、セチルピリジニウム塩化物水和物と、麻黄やメチルエフェドリンが含まれているので禁止薬物。
そして、この「のど飴ドーピング」の話題に巻き込まれたのが、龍角散のど飴。
龍角散ののど飴には、カミツレ、カリンが含まれていますが、禁止薬物は含まれていないので、使用可能です。

サプリメントでドーピング?

サプリメントと医薬品の違いで大きな違いは、サプリメントは「食品」に分類されているため、全ての成分が記載されていないという点である。
通常の食品であれば、ドーピングの対象にはならないが、サプリメントという形で販売されているものには、何が含まれているかわからない。

大麻でドーピング?

カンナビノイドがドーピング禁止物質として禁止されている理由
恐怖感、スピード感を緩和させることを期待して使用される。

参考書籍:調剤と情報2012.12

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