更新日:2015年10月22日.全記事数:3,096件.今日の勉強

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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メチルドパでうつ病になる?


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メチルドパと抑うつ

メチルドパの副作用に「抑うつ」というのがある。

メチルドパの作用機序はα2受容体刺激作用によるもの。

高血圧治療薬 – Wikipedia

α2受容体はシナプス前膜に存在し、血圧の上昇に関与しているアドレナリンの放出を抑制的に制御している。

逆に、α2受容体を阻害する薬がある。

ミアンセリン – Wikipedia

シナプス前α2アドレナリン受容体を阻害することにより、神経シナプス間隙へのノルアドレナリンの放出を促進し、受容体への刺激を増進することにより、抗うつ作用を示す。

ミアンセリン、商品名はテトラミド。
抗うつ薬です。

α2受容体を阻害すれば抗うつ作用が現れる。
つまり、α2受容体を刺激すれば、うつ病になってしまう。

中枢性α2作動薬

中枢性α2アゴニスト。
α2作動薬。
中枢性交感神経抑制薬。

脳幹部のα2受容体に選択的に作用して、交感神経緊張を抑制し、末梢血管を拡張させることにより血圧降下を示すとされる。

副作用が多く使用頻度は少ない。

眠気、口渇、倦怠感等の副作用が多く通常は他剤が投与できない場合に使用される。

α-メチルドパは妊娠高血圧に有用である。

クロニジンは突然服薬を中止すると離脱症状が出現することがある。

α-メチルドパは肝障害例には用いない。

中枢のα2受容体を刺激し、交感神経を抑制することで降圧をもたらす。

昔ながらの降圧薬で近年ではあまり頻繁には使われないが、早朝高血圧の抑制を目的に就寝前に使われる頻度も再び高くなってきた。

中枢性作動薬の特徴的な副作用として眠気や口渇感(ドライマウス)などがある。

また難治性高血圧において劇的に有効なことがあり、捨てがたい、専門家好みの降圧薬である。

メチルドパは、もっぱら妊娠高血圧に用いられているが、それも最近ではあまり使用されない。

・ことに眠気が危険であり十分な説明が必要である。

・若壮年者ではことに車の運転時に注意を要する。

・高齢者ではまれにうつ状態をもたらすことを家族も含めて指導する必要がある。

・EDをもたらすことがあるが、若壮年者ではなかなか患者本人の口からは訴えがないことが問題であることを服薬指導者は認識すべきである。

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