更新日:2016年12月21日.全記事数:3,117件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

記事

アリセプトでよだれ?


スポンサードリンク

アリセプトと流涎

アリセプトでよだれが出るの話。

アリセプトの副作用に「流涎」というのがある。

抗コリン薬の副作用として有名な口渇。
アリセプトはコリンエステラーゼ阻害薬なので、その逆。唾が出る。唾液過剰。

高齢者では基本的に唾液分泌量が減っているから、あまりそういう副作用は出ないのかなあ、って思ってましたが。
よだれダラーっと流してたら、介護的にも大変だし、聞いてみる必要ありそう。

抗がん剤のエンドキサンでも唾液がよく出るらしい。
シクロホスファミドにはコリンエステラーゼ阻害作用があり、副交感神経を刺激するため、とのこと。

アリセプトで尿漏れ?

アリセプトの副作用に「尿失禁、頻尿」がある。

0.1%未満だから少ないような気もするけど。

アリセプトの作用機序はコリンエスエラーゼ阻害作用。

頻尿に使われる薬の抗コリン薬とは逆の作用。

ということで、頻尿を誘発することは想像に難くない。

蓄尿障害を起こす薬剤は?

アルツハイマー型認知症治療薬(アリセプト):アセチルコリンエステラーゼ阻害作用
前立腺肥大症治療薬(ハルナール、フリバス、ユリーフ、エブランチル、バソメット、ミニプレス):α1受容体遮断作用
降圧薬(カルデナリン、ミニプレス):α1受容体遮断作用
狭心症治療薬(亜硝酸アミル):NOの基質
抗悪性腫瘍薬(アドリアシン、テラルビシン、マイトマイシン):化学的膀胱炎誘発作用
抗アレルギー薬(ザジテン、リザベン):炎症誘発作用

スポンサードリンク

コメントを書く

カテゴリ

プロフィール

IMG_0670
名前:yakuzaic
職業:管理薬剤師
出身大学:ケツメイシと同じ
勤務地:さくらんぼ県
好きな言葉:「三流の自覚持って社会人失格の自覚持ってプロの仕事しましょう」
follow us in feedly

人気の記事

最新の記事

ランダム記事

検索

にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ

お気に入りリンク

添付文書(PMDA)
Mindsガイドラインライブラリ
健康食品の安全性・有効性情報
管理薬剤師.com
DIオンライン