更新日:2015年10月22日.全記事数:3,191件.

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漢方薬は何種類まで飲んでいいか?


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漢方薬の多剤併用

漢方薬が2種類、3種類処方されることがたまにあります。

問題ないのでしょうか?

漢方薬の中にはいくつかの生薬が含まれています。

たとえば葛根湯の中には、葛根、麻黄、桂皮、芍薬、甘草、大棗、生姜が含まれています。

桂枝湯の中には、桂皮、芍薬、生姜、大棗、甘草が含まれています。全て葛根湯の中に含まれている生薬です。

この2種類を併用することは無いと思いますが、何種類も漢方を飲んでいる人では重なる成分が出てきます。

甘草はほとんどの漢方薬に配合されていて、副作用もあるので注意が必要な生薬のひとつです。

1日の最大許容量は5グラムが目安らしいです。

それ以上で偽アルドステロン症の副作用が出ることがあります。

芍薬甘草湯にはすでに1日量で甘草6g配合されているので、連用してはいけません。

あと、漢方薬に配合されている生薬の数が少ないほど切れ味がいい、多いほど効果がマイルドで副作用が少ない、らしいので、漢方薬を多種類併用することで効果が弱くなる可能性もあります。

県によっては、漢方は保険上2種類まで併用可、というところもあるようです。

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