更新日:2015年10月22日.全記事数:3,171件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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フロモックス100mgと75mgの違いは?


中途半端に規格の異なる薬の存在理由を確かめる。

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フロモックス100mgと75mgの違いは?

フロモックス錠には100mgと75mgの規格がある。

75mgって中途半端。50mgでよくね?と思うのですが。

小児科の処方せんで、滅多に出ないフロモックス75mgが処方されると、欠品して急配をかけたりする。
そしていずれデッドストックとなり、期限切れの末路を辿る。

フロモックス錠の処方せんを見ると、

通常,成人にはセフカペン ピボキシル塩酸塩水和物として1回100mg(力価)を1日3回食後経口投与する。
なお,年齢及び症状に応じて適宜増減するが,難治性又は効果不十分と思われる症例には1回150mg(力価)を1日3回食後経口投与する。

アレ?フロモックス錠75mgって小児適応があるものだと勘違いしてました。

フロモックス小児用細粒で小児の用量を調べてみると、

小児 通常,小児にはセフカペン ピボキシル塩酸塩水和物として1回3mg(力価)/kgを1日3回食後経口投与する。
なお,年齢,体重及び症状に応じて適宜増減する。

75mgだと、75÷3=25 なので、25kg前後の小児に妥当な量となる。

100mgだと、100÷3=33.33… なので、33kg前後の小児に妥当な量となる。

100mgに統一してよくね?とか思ったりする。

アモバン7.5mgと10mgの違いは?

フロモックス75mgと100mgという中途半端な規格違いと似たようなものは時折見られ。

アモバン7.5mgと10mgというのもある。
アモバンの用法は、

通常、成人1回、ゾピクロンとして、7.5~10mgを就寝前に経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減するが、10mgを超えないこと。

となっている。

5mgと10mgなら倍量ということで、効果に違いはありそうだが、7.5mgと10mgで効果にどの程度差があるのかは疑問。
7.5mgで効果が見られなかったから10mgに増量した、というケースは見たことが無い。

院内の採用が10mgから7.5mgに変わりました、というアナウンスが近隣の病院からあった。
医者としてもどっちでも同じ、という考えなのだろう。

ファロム錠150mgと200mgの違いは?

ファロム錠には150mgと200mgの2規格が存在する。

ファロム錠の用法をみると、

[表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、ざ瘡(化膿性炎症を伴うもの)、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、膀胱炎(単純性に限る)、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、外耳炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎の場合]通常、成人にはファロペネムナトリウム水和物として1回150mg~200mg(力価)を1日3回経口投与する。
[肺炎、肺膿瘍、膀胱炎(単純性を除く)、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、中耳炎、副鼻腔炎の場合]通常、成人にはファロペネムナトリウム水和物として1回200mg~300mg(力価)を1日3回経口投与する。

病名によって、1回量が150mg~200mgの場合と、200mg~300mgの場合がある。

200mgならどちらもカバーできるので、基本的に200mg錠だけ在庫しておけばOKな気がしますが。

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