更新日:2017年1月25日.全記事数:3,124件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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カバサール服用中、運転しちゃダメ?ドパミンアゴニストと突発性睡眠


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突発性睡眠

ドパミンアゴニストの副作用に突発性睡眠という副作用があります。

非麦角系のビ・シフロール、レキップあたりだけかと思いきや、全てのドパミンアゴニストに
「自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう注意すること。」
の記載があるのね。

パーキンソンの患者なら運転させないだろうけど、カバサールとかが高プロラクチン血症とかで処方されてる患者さんに、運転禁止までは伝えにくいな。
眠気には注意してもらって。

ドパミンアゴニストで意識が飛ぶ

突発性睡眠という副作用があります。

ごくまれですが、少し意識が飛んだような状態になることがあります。
「テレビを見ていて、ふと気付くと場面が先に進んでいた」といった感じです。
車の運転など危険を伴う作業は絶対にしないでください。

ドパミンと眠気

ドパミンアゴニストだけでなく、メネシットやネオドパストンなどのドパミン製剤でも突発性睡眠についての注意書きがある。

前兆のない突発的睡眠、傾眠、調節障害及び注意力・集中力・反射機能等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう注意すること。

しかしここで疑問に思うのは、ドパミンってやる気を出すホルモンじゃなかったっけ?ってこと。
ドパミンで眠くなるってどういうこと?

普通の眠気と突発的な睡眠とでは、機序は違うのかも。

レボドパ製剤やドパミンアゴニストの副作用の項目をみると、「不眠」と「傾眠」両方の記載がある。

睡眠や覚醒のメカニズムは奥が深いのだろう。

ビ・シフロール服用中は絶対車の運転しちゃダメ?

添付文書の「重要な基本的注意」のところに、車の運転させないように注意することと書かれている薬は多い。

でも、「警告」のところに書かれているのはあまり無い。

警告に書かれていると、絶対運転させちゃいけないな、という印象。

ビ・シフロールとかレキップとか。

突然眠る

突発的睡眠の発症機序は明らかではありませんが、プラミペキソール以外のドパミン受容体作動薬やL-ドパ製剤でも認められ、ドパミンD2受容体に対する刺激作用が関連している可能性が考えられています。

プラミペキソールやロピニロールでは特に発現しやすいことが指摘されており、これらの薬剤ではD3受容体に対する高い親和性を併せ持つことから、D3受容体の関与も推測されます。

また、パーキンソン病患者では、もともと睡眠障害がみられることから、疾病により突発的睡眠や傾眠が助長されている可能性もあります。

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