更新日:2017年1月12日.全記事数:3,087件

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ニューキノロンで糖尿病性末梢神経障害?


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フルオロキノロンの処方による末梢神経障害

末梢神経障害の長期化の可能性

アメリカFDAは糖尿病患者に対し、フルオロキノロン(ニューキノロン)系薬剤の処方による末梢神経障害を発症した場合、症状が長期化する可能性があることを発表した。それに伴い、フルオロキノロン系薬剤(経口および注射剤)について、添付文書とMedication Guide(患者向け医薬品ガイド)の改訂を求め、医師に対して注意を呼び掛けている。

患者に対しては、点眼・点耳を除くフルオロキノロン系薬剤の使用中に、手や足に痛み、しびれ、熱感、脱力感など、感覚の異常を感じた場合に、「まず医師などに相談することが大切」としている。

効果がリスクを上回らない限り、使用中止し他剤に変更

これまでもフルオロキノロン系薬によるリスクの一つとして、末梢神経障害は報告されており、アメリカでは2004年にすべての全身用フルオロキノロン系薬(経口・注射剤)に対して、添付文書にそのリスクが追記されていた。しかし、その後もFDA有害事象報告システムには、投与から数日以内に末梢神経障害が発症したケースや、フルオロキノロン中止後も1年以上も症状が継続するケースが報告されており、これらに対してのリスク説明が不十分であることが示されていた。

対象のフルオロキノロン薬はレボフロキサシン(レバキン)、シプロフロキサシン(シプロ)、モキシフロキサシン(アベロックス)、ノルフロキサシン(Noroxin)、オフロキサシン(Floxin)、gemifloxacin。

FDAは、症状が確認された場合には、治療継続の効果がリスクを上回らない限り、フルオロキノロン系薬剤の使用を中止し、他の薬剤に変更すべきとしている。米FDA フルオロキノロンの処方による末梢神経障害に注意呼びかけ – QLifePro医療ニュース

糖尿病患者にニューキノロンは注意したほうがよさそう。

服用を中止しても症状が継続するケースもあるようなので、やっかい。

抗菌剤なんて、投与日数が短いので、副作用が長期化することはあまりないと甘く見ているとよくないな。

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